朝の通勤バスの出来事
ちょっと心が暖まる出来事を少しだけ。
普段はあまり乗らない路線バスに乗りました。
時間は朝の8時頃。通勤ラッシュのまっただ中で
地下鉄のターミナル駅に向かうバスということもあり、
バスはかなり混雑していました。
バスは、運転席側の入り口から乗車し、
乗るときに料金を払うシステムです。
従って、バスは運転席側すなわち前の方から
混んでいき、私が乗ってからいくつかの停留所を
過ぎたときには、もう運転席側の入り口からは
乗れなくなってしまうような状態になってしまいました。
そして、次の停留所です。
私は、運転手さんがもうお客さんを乗せるのを
あきらめて、「次のバスに乗ってください」と断る
のかと思っていました。
ところが、運転手さんは後ろ側の出口を開けて、
「後部よりお乗りください」と停留所で待っていた
お客さん達に呼びかけました。
そう、後部にはまだ乗ることができる余地が
若干ながらあったのです。
運転手さんの少しでも多くのお客さんを乗せるための
素晴らしい配慮だと感激しましたが、その一方で
私には心配なことがありました。
それは料金のことです。乗るときに支払うシステムの
バスですので、この混雑の中で、
後部から乗ったお客さんを特定することはほとんど
不可能でしょうし、そのお客さんに料金を支払って
もらうことは困難なのではないか、ということです。
せっかくの運転手さんの親切が却ってあだとなって
しまうのでは。
私のそんな心配をよそに、運転手さんはもう数カ所の
停留所でも後部出口から何人かのお客さんを乗せ、
終点のターミナル駅が近づきました。
私が、料金取りっぱぐれを心配していると、
運転手さんは車内のアナウンスで
「混雑しまして大変申し訳ございませんでした。
途中後部からお乗りのお客さまは、お降りの際に
料金をお支払いくださいますようお願い致します」
と告げました。
ターミナル駅の停留所に着くと、すし詰めになっていた
大勢のお客さんがバスから掃き出されました。
後部出口から乗ったお客さんは当然後部出口から。
もちろん全ての後部出口から乗ったお客さんではないでしょうが、
通勤通学で急いでいるはずの多くの方々が、
運転席側の入り口に立ち寄り、定期を見せたり
プリペイドカードで料金を支払っているではありませんか。
運転手さんのお客さまのことを思うサービス精神に
お客さんも応え、運転手さんとお客さんとの朝のひとときの
ちょっと感動的なコラボレーションとでも呼べるような
光景が展開されていました。
路線バスという、一見安全性と正確さくらいしか
お客さまサービスはなさそうな公共交通機関においても、
運転手さんの心配りによって、こんなサービスもできるんだ、
と改めて思いました。
(この路線バスはいつも混雑するので、常にこのようなこと
(後部からお客さんを乗せること)をやっているのかとも考え、
後日同じくらいの時間に同じバスに乗ってみたのですが、
そのバスは、やはり前の方ががいっぱいになったら、「次のバス
にお乗りください」という対応でした。
やはりあの運転手さん個人のサービスだったということだと思われます)
普段はあまり乗らない路線バスに乗りました。
時間は朝の8時頃。通勤ラッシュのまっただ中で
地下鉄のターミナル駅に向かうバスということもあり、
バスはかなり混雑していました。
バスは、運転席側の入り口から乗車し、
乗るときに料金を払うシステムです。
従って、バスは運転席側すなわち前の方から
混んでいき、私が乗ってからいくつかの停留所を
過ぎたときには、もう運転席側の入り口からは
乗れなくなってしまうような状態になってしまいました。
そして、次の停留所です。
私は、運転手さんがもうお客さんを乗せるのを
あきらめて、「次のバスに乗ってください」と断る
のかと思っていました。
ところが、運転手さんは後ろ側の出口を開けて、
「後部よりお乗りください」と停留所で待っていた
お客さん達に呼びかけました。
そう、後部にはまだ乗ることができる余地が
若干ながらあったのです。
運転手さんの少しでも多くのお客さんを乗せるための
素晴らしい配慮だと感激しましたが、その一方で
私には心配なことがありました。
それは料金のことです。乗るときに支払うシステムの
バスですので、この混雑の中で、
後部から乗ったお客さんを特定することはほとんど
不可能でしょうし、そのお客さんに料金を支払って
もらうことは困難なのではないか、ということです。
せっかくの運転手さんの親切が却ってあだとなって
しまうのでは。
私のそんな心配をよそに、運転手さんはもう数カ所の
停留所でも後部出口から何人かのお客さんを乗せ、
終点のターミナル駅が近づきました。
私が、料金取りっぱぐれを心配していると、
運転手さんは車内のアナウンスで
「混雑しまして大変申し訳ございませんでした。
途中後部からお乗りのお客さまは、お降りの際に
料金をお支払いくださいますようお願い致します」
と告げました。
ターミナル駅の停留所に着くと、すし詰めになっていた
大勢のお客さんがバスから掃き出されました。
後部出口から乗ったお客さんは当然後部出口から。
もちろん全ての後部出口から乗ったお客さんではないでしょうが、
通勤通学で急いでいるはずの多くの方々が、
運転席側の入り口に立ち寄り、定期を見せたり
プリペイドカードで料金を支払っているではありませんか。
運転手さんのお客さまのことを思うサービス精神に
お客さんも応え、運転手さんとお客さんとの朝のひとときの
ちょっと感動的なコラボレーションとでも呼べるような
光景が展開されていました。
路線バスという、一見安全性と正確さくらいしか
お客さまサービスはなさそうな公共交通機関においても、
運転手さんの心配りによって、こんなサービスもできるんだ、
と改めて思いました。
(この路線バスはいつも混雑するので、常にこのようなこと
(後部からお客さんを乗せること)をやっているのかとも考え、
後日同じくらいの時間に同じバスに乗ってみたのですが、
そのバスは、やはり前の方ががいっぱいになったら、「次のバス
にお乗りください」という対応でした。
やはりあの運転手さん個人のサービスだったということだと思われます)