さてさて…
それでは小説の続きをどうじょ~
ホミン小説「Jealous 57」
※今回はチャンミン目線です~ミノくんが僕の側にいるせいか…
チェ社長は…これと言って僕に話しかける事もあまりなく…
退勤時間が迫ってきていた…
「チャンミンさん、もう今日の仕事終わりますし、ドンヘさんが迎えに来てくれているか、ちょっと見て来ますね」
「あ、うん、ありがとう…」
ミノくんが席を外してスグに…
「シムくん…あのボディーガードのせいで仕事はかどらないんじゃない(笑)」
振り向くと…チェ社長が立っていて…
「え、や、ボディーガードだなんて…そ、そんなんじゃありませんよ~」
「…ユノがよこしたボディーガードじゃないの?」
鋭いチェ社長の質問に…
僕はなるべく冷静に答えようと必死で…
「ユノ社長が体調悪くしたせいで、こちらのバイトの仕事が遅れたので…
それで…ユノ社長が気をきかせてミノくんを僕のフォローにつけただけですよ…」
「本当に?…
俺は…てっきり…君を好きなユノが俺に用心してよこしたボディーガードかと思っていたよ…」
「…ち、違いますよ…」
す、鋭い…
僕は…うつ向くだけで精一杯で…
そんな僕の髪を…チェ社長が…また撫でながら…
「前にも言ったけど…
ユノは、本気で人を好きになったりしない…
もて遊ばれるだけだから…シムくんに手を出したりしないか心配で…
困った事があったら…社長として相談に乗るから…遠慮なく言ってね…」
「…だ、大丈夫です…
あ、ありがとうございます……」
僕は帰りの車の中で…
ユノ社長が本気で人を好きになったりしない…
って…チェ社長の言葉を気にしてしまっていた…
つづく…
チャンミン~
気にしないで~(><)