皆さま~
こにゃにゃちは~
ホミン小説「悪い男 60」
その夜…チャンミンを寝かしつけて…
俺は帰宅したドンヘの元に向かった…
「ユノ、遺産の話…調べてみたぞ…
確かに昔お前の家の弁護士をしていたキム・テソンさんの言うとおり…
お前が25歳になったと同時に親父さんの残した遺産が入るようになっているようだ…」
「そうか……
なんで…親父はそんな遺言と遺産を残したんだ?
ゴヌさんは…知っていたのか?」
ドンヘが俺を見上げて…
「当時の事が知りたくて…
あの火災で生き残った数名のメイドをあたってみたんだが…変なんだよ…」
「変?…」
「生き残ったメイドが皆…不慮の死をとげているんだ…
ただ、一人だけは生きているはずなんだが…
行方不明なんだよ…」
何かある…?
もしかしたら…
親父が火を放ち…全てが燃えた裏に…
何かあるのか?…
「ユノ、とりあえず、その行方不明のメイドを探してみるから…
だけど…ゴヌさんが遺産の話を知らないはずないと思うんだけどな…」
何か胸騒ぎがする…
俺の知らない何かがあるのか?…
後数日で…
シム社長に印を押させて…
チャンミンから全てを奪う事になるのに…
ここにきて…
俺の気持ちが複雑に揺れていた…
つづく…
揺れる…ユノ~(´Д`)