ホミン時代小説37 | 東方神起大好き!にゃみあんのブログ

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チャミペンですが、ユノも大好き!とにかく東方神起が大好き!なんです!!

皆さま~
ホミン時代小説の続きです~






ホミンが苦手な方はスルーしてくださいませ~






















ホミン時代小説花よりも君37」

俺は…ジヨンの首筋に
剣を押しあてて…



「チャンミンを離せ…」



ジヨンの側近達をにらむ…



ジヨンがユノを睨みつけて


「ここは私達の隠れ家よ…
逃げ通せると思っているの…



ユノはさらに剣く押しあてて…



どうせ、逃げられぬなら
そなたを切る…



「ほ、本気なの…ョン・ユンホ…



「私の言葉に偽りはない!!!!」




俺は…チャンミンを優しく
見つめて…
声をあげた…



「チャンミン…
もし…ここで…俺と死んでも…
悔いはないか…?



チャンミンはにこやかに笑い



「…はい…
あなた様と一緒なら…
悔いなどありません…




その様子を見ていた
ドファンが…




「姉さん!!…
ユノ様は本気だよ…
姉さん…死んでもいいの!!




ジヨンは唇を噛み締めて…
側近達に




「チャ、チャンミンを離せ…」




側近達がチャンミンの腕の
縄を切り
回りから離れた…



俺は…ジヨンに剣を向けたまま…




「チャンミン…こっちにおいで…



チャンミンは小走りに
俺の小脇に飛び込んできた…




「ユノ…様…」




俺は…ジヨンに剣をあてたまま
出入口まで近づき…



「この隠れ家を出るまで…
誰も我々に近づいてはならぬ!!





そして俺は…ドファンを見つめて




「ドファン…ここを出るまでは
姉上を預かる…すまぬな…
俺達が無事に外に出たら…
姉上は解放いたす…





ドファンは俺を見つめて
静かに頷いた…




俺は、ジヨンに剣をあてたまま
ゆっくり表に出た…





「ジヨン…すまぬが馬を一頭
借りるぞ…チャンミン…
あそこにいる馬を連れてきてくれ




「はい!!ユノ様…」




「ユノ…よくも…こんなまねを…
私は御家断絶を守りたい
だけなのに…




俺は…ジヨンから剣を外し…




「ジヨン…こんなやり方は
間違っている…
ちゃんと誠意をこめて…
皇子に懇願するべきだったのではないか!?





ジヨンは黙ってうつむいた…




「ドファンは…いい弟だ…
そなた達を愛しているから…
俺を助けたんだ…
さぁ…そなたは戻れ…




ジヨンはユノを見上げて…




「なによ…かっこつけて…」




ジヨンは隠れ家に戻ろうと
足を向けたが…
くるりとユノに体を向けて…
ユノに飛び付いて
口づけをした…




「ジヨン…!?」





ジヨンは笑いながら…




「最後に口づけぐらい
いいでしょう…
さようなら…チョン・ユンホ…



ユノは…走り去る
ジヨンの後ろ姿を見送った…





つづく…







ユノ様も
チャンミンも
一応…
脱出成功…

このまま
無事に
戻れるかな…




画像はお借りしました。
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