ホミン時代小説の続きです~
ホミンが苦手な方はスルーしてくださいませ~

ホミン時代小説「花よりも君36」

足元がふらつきはじめた
ユノの手を
ジヨンが引いて…
二人は布団の上に倒れた…
チャンミンは必死に声をかけた…
「ユノ様!!ユノ様!!
しっかりしてください!!」
ジヨンはニヤリとしながら
ユノの上に乗り…
「ユノ…観念して…
自分の思うように動けないわよ…」
「く…くそ…どけ…離れろ…」
ジヨンはクスクス笑いながら
ユノの唇を指で撫でて…
「この唇…すてき…」
そう言いながら
ユノに口づけをした…
チャンミンは
見てられず…唇を噛んで
うつむいた…
それに気がついたジヨンが
わぞとチャンミンに問いかける…
「チャンミン…
どうしたの~見ないの?
いつも、あなた達がしてる事…
するだけなんだから~フフ」
チャンミンは笑うジヨンを
睨み付けた…
ジヨンはさらにユノに
口づけをする…
「ユノ…すてき
もっと激しく口づけしようか…」
「や…やめろ…」
ジヨンがユノの唇の間から
舌を差し入れながら
ユノ自身に手を伸ばし
はじめた時…
ユノがジヨンの腕を押さえつけて
ジヨンの腕を
後ろに捕まえながら
起き上がった!!
「これ以上は許さぬ!!!!!!」
「ちょ、痛い!!
何?!なんで!?包を飲んだのに!?
平気なの!?なんでよ!!!!」
「包の粉…実は飲んではおらぬ!!」
「な、なんですって!!
嘘よ!!そんなはずない!!!!」
ジヨンは、ハッとして
ドファンに目を向けた…
「ドファン!!!!!!
あんた!!!!!!まさか…裏切ったの!!!!」
ドファンは泣きながら
「だって…姉さん…
こんなの正気じゃない…」
ドファンは…あの時…
ユノに粉の包を渡した時に
「ユノ様…顔をあげずに
お聞きください…
この粉は小麦粉です…
飲んで…少ししたら…
正気を失う振りをしてください…」
「わかった…恩に着る…」
俺は…ジヨンに隙が出来るのを
待っていた…
「誰か!!誰かおらぬか!!!!」
ジヨンが大声をあげると
ジヨンの側近達が
チャンミンの首筋に
剣を押しあてた…
「ユノ殿…ジヨン様を
離さなければ…チャンミンを
斬りますぞ!!!!」
ユノもジヨンの首筋に
剣を押しあてた…
「同じ台詞を
そのまま返す!!!!」
両者のにらみ合いが続く…
つづく…
あぁ~
ユノ様…
飲んでなかった~
(; ̄ー ̄A
良かった~
ビビった~
頑張れ
ユノ様!!!!