ホミン時代小説の続きです~
ホミンが苦手な方は
スルーしてくださいませ~

ホミン時代小説「花よりも君7」

月夜の晩に再会した
シム・チャンミン…
彼の事を考えるだけで
俺は、いてもたってもいられなかった…
俺はドンへに
「どうしたら…シム・チャンミン達を
救える…
どうすべきだろうか…!?」
ドンへは少し考えながら
「いわれのない、課税や年貢などを
請求して男子達を差し出させている
証拠や、男子達を玩具にしている
現場を押さえる…とか…」
俺は頷きながら
「そうだな…
そんなところだよな…
課税や年貢の調べは手下に頼んである…」
「はぁ~、さすがに仕事が早いな~」
「グズグズしている時間がない…」
ドンへは俺の顔を
覗きこみながら…
「時間がない…って…シム・チャンミンの事か?」
「えっ」
「だいぶ気にかけているようだな?」
俺は思わず目を伏せた…
「彼とは…その…ちょっとした
出会いがあってな…手を貸したいんだ…」
「そうか…
ところで、またパク氏が男学所に
向かったらしいぞ…
あのお方も好きだな~」
俺はパク氏が男学所に向かったと聞いて
いてもたってもいられなかった…
「おい!ユノ、今から男学所に行くのか?」
「あぁ!!パク氏が向かったんだろう…
奴も黒幕の一人だ!様子を見に行く!!」
ドンへは俺が心配だと言って
一緒に男学所の中庭が見える場所まで
付いてきた…
「相変わらず警備が厳しいな…」
「あぁ…」
「ユノ!あれ、あそこにパク氏がいるぞ!
あっ!!シム・チャンミンもいるぞ…」
俺はドンへが言う方向に目をやる…
角の部屋が良く見える…
確かに、そこにパク氏と
数人の男子達がいて、
そこにシム・チャンミンの姿があった…
話を聞き取るために
俺達は警護官に気を配りながら
角部屋のすぐ近くまで近づいた…
パク氏の声が聞こえる…
「そなた達…よく学んでおるのか…」
パク氏が一人の男子に近づき
いやらしく身体に触れる…
「そなたは、よい身体をしておるな~
さぞかし抱き心地が良いだろうの~」
笑いながら男子に触れるパク氏に
ヘドが出そうだ…
パク氏がシム・チャンミンの
前に座りこんだ…
俺は息を飲む…
パク氏がチャンミンの顔に触れる…
俺は思わず唇を噛みしめる…
「そなたは、本当に美しいの~
そなたの、その口で奉仕させるのが
楽しみでならないぞ…」
チャンミンは瞳に涙をためながら
黙ってうつ向いていた…
俺はパク氏の言葉に
血が逆流するほどの怒りを感じていた…
俺の尋常じゃない様子に
気が付いたドンへが
「おい、ユノ…大丈夫か?」
「今の…聞いたか…」
「は?」
「シム・チャンミンに言っていた言葉…
聞いたか…」
ドンへが俺の様子を伺いながら…
「えっ…と…その…
口で奉仕させる…ってやつか…?」
俺はドンへを見つめて…
「許さぬ…」
「おい…ユノ…?」
「そんな事…絶対に…許さぬ…」
俺は押さえ切れない
怒りで、どうにかなりそうだった…
つづく…
涙をためて
うつ向く
チャンミン…
ユノが
怒りに震えてます!!
((((;゜Д゜)))
画像はお借りしました。
ありがとうございます。