ホミン時代小説6 | 東方神起大好き!にゃみあんのブログ

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チャミペンですが、ユノも大好き!とにかく東方神起が大好き!なんです!!

皆さま~
ホミン時代小説の続きです~





ホミンが苦手な方はスルーしてくださいませ~



















ホミン時代小説「花よりも君6」

俺の腕の中で泣くチャンミンの頭を
優しい撫でる…


チャンミンが顔をあげて…



「あの…あなた様は…どなたなのですか?」



俺は笑ながら



「あぁ…自己紹介が遅れたな…
俺は皇子付きのチョン・ユンホだ…
ユノ…っと呼んでおくれ…




チャンミンは驚いたように
涙を手で拭いながら


「あなたが、チョン・ユンホ様でしたか…」




「ん…私の事を知っているのか!?



「いえ…宮中の女官様や男の方々も
武術に優れ、学業も出来て…何より
男前だと…皆様が噂されていたもので…
一度…お会いしたいものだと思っておりました…



「え…そのように噂されているとは…」



俺が照れて笑うと
チャンミンがまた可愛い顔で笑った…



「誰かおるのか!!」



警護官の声が闇に響いた…


ヤバイ!!
ここで見つかったら
チャンミンを守れなくなる…


「あっ…どうしましょう…



「しっ!静かに!!



俺はチャンミンの口をふさいで


そのまま草むらに押し倒し
身をひそめた…



「誰かの声がしたような気がしたが…」



「タヌキかなんかじゃないのか~」




俺は必死チャンミンを
抱き寄せた…



警護官の声が段々遠ざかる…



フッとチャンミンを見ると
唇が触れそうなほどの距離に
俺はドキッとした…



俺は慌てて起き上がり…


「い、今のうちに建家の中に入れ…」




「あっ…は、はい…



チャンミンが俺の袖を掴み…




「あの…ユノ様…
また…会ってはくださいませんか?




「えっ…」





「ダメですか…?」




俺はチャンミンの髪を撫でながら



「明後日…今時に…また、ここで会おう…




チャンミンは嬉しそうに微笑んで


「はい…」



そう言って闇に消えて行った…



俺は…どうかしてしまったのだろうか…

花のような
あの笑顔が頭から離れない…


それどころか…
チャンミンを抱きしめた
感触を思い返しただけでドキドキする…



「明後日か…」



明後日…また、あの笑顔を
見る事ができると思うと
俺の胸は高鳴った…






つづく…









チャンミンの
笑顔…


ユノさんの
高鳴る胸…

( ´艸`)




画像はお借りしました。
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