今日は秋分の日。お彼岸のお中日。

明日から昼が夜より短くなり、どんどん冬が近づいてきますね。



陽から陰が多くなる季節。行動から転じて、

内面を見つめやすくなる時期。


お彼岸の先祖が返ってくるという習慣も、

先祖への祈りをささげる事で内側に入る時間を持てる、

そんな意図がどこかにあるのでしょうか。

 

生まれてから死ぬまで、

人は幾千万の経験を超え、最後に旅立ちます。


生まれてくる前も、

死にゆく先も一人、

魂一つ。


(でも、本当は一人ではない。)

 

最期は経験だけを、持って行ける。

 

マヤのリネージでは、死後の世界を詳しくは説明しません。

それは、人が余計な観念をもたず、ただ経験できるために。


その代わりに、人生を卒業していく人をどう見送るかさまざまな方法を持っています。


そんな卒業としての死を、クラスで学び、

私もまた、こびりついていた、引きずってきたものを手放すことができました。

 

わたしは物心ついた時から、「死」がとても怖くて、自分が死ぬ、この世から居なくなることがとても怖かったのです。

それがやってくると、気が狂いそうな怖さ、思わず落ち着かずウロウロロ歩き回り

焦るような、冷や汗が出るような、底のない闇にいる恐ろしい感覚。

これは大人になってからも、直近まで続いていました。

 

マヤの死についてのクラスを受けた後、

その恐怖のエネルギーが動いて、心臓が詰まった感覚がありました。

ちょうど、生徒同士でDIのヒーリングを練習する機会があり、それについて取り扱いました。

 

ヒーリング直前に、私はこのハートの苦しさ、

そして今まで持ってきた死への恐怖について

教えてほしいと、源に問いかけて、ヒーリングを受けました。

 

ヒーリング中に見たビジョンは


とても美しい世界にいて死にたくなくて生にとても執着した人生


拷問されたような感覚で、指や腕が切られる痛みが走る人生


槍のようなもので背後を刺される痛みのある人生


腹部をえぐられて死ぬ死に際の人生

 

たくさんの、死に際をうっすら感じました。

 

ヒーリングの後、ハートの苦しさは解放されていました。


後で、死への感覚について、「あの感覚」を思い出そうとしても思い出せない自分になっていることに気が付きました。

 

ヒーリング中にみたのは、源が問いに答えて見せてくれた、ビジョンでしょう。


生への執着、死に際の苦痛すぎる体験から、死をあまりに恐れる、そんなエネルギーの塊を私は持ち続けてきたのかもしれません。

そしてそれを思い出して、手放すことができたのでしょう。

 

真実はわかりません。でも私自身のことなので、私の中では真実です。

そして、「あの感覚」が無くなったことは

私にとって本当に恩寵でした。

エネルギーが引き戻されずフルにある感覚に近づきました。


ヒーラー役をしてくれたクラスメイトに本当に感謝。


そして、問いを立てる事、求める事で答えを得られることを、改めて感じたのでした。