昨日の夜のこと。
母方のおばあちゃんが
亡くなったと、
父から連絡が入った。
ああ、そうか。
なんとなく、ただふわりと
受け止める私がいた。
先に逝った母と、
今頃再会しているだろうか、
そんなことを想った。
彼岸明けの日に
ちょうど娘たち(母のきょうだい)
がいない時に旅立つなんて
何となく
おばあちゃんらしい気がした。
私も、おばあちゃんのDNAを
幾ばくか受け継いでいる。
94歳。大往生。
明後日、逢いにお葬式に行く。
人が死ぬってどういうことなのか、
ずっと知りたかった。
鏡あわせのように、それは
人が生きることはどういうことなのか
という問いも
突きつけてくる。
奥深いところで
私はこれに突き動かされて
生きてきたんだ、
と思い出した。
おばあちゃんの旅立ちをきっかけに。
