腎臓ケア食には『腎臓サポート』と『腎臓/泌尿器ケアサポート』
というのがあるけれど、同じ『腎臓』と付いていても
両者は全く性質の違うものだという考えをワタシは持っていて
物凄く大まかに単純に言ってしまえば
腎臓の場合はナトリウム、タンパク質が多いのはあまり歓迎ではない、
ということ。要は通常フードよりタンパク質が抑えられてる可能性あり。
成分表を見ないとここは何とも言えませんが、健康な
ねこちゃんにはタンパク質は必須な栄養素です。
泌尿器の場合は(結石を含め)尿が濃いことが原因となるので
尿を希釈するため飲水量を増やす配慮がフードにされている、ということ。
そのため、ちょっと一般的なご飯よりも塩分が強めなものが多い。
これらを踏まえると、健康な、腎臓に何の問題もない子に
これらのフードはやはり、あまり良くはないな、と思ってます。
ヒトでもそうですが、ただ白米を握っただけのおにぎりは
食べづらいけど、ちょっとお塩を足すと、美味しく食べられるはず。
ということで、いつもよりも少しナトリウムが多いご飯だと
確かに食いつきも良いだろうな、と思います。
ただ、ヒトと違い、やはりねこちゃんの場合、健康な子でも
飲水量が少ないのが普通なので(汗もダラダラかくわけではないし^^;)
そこに、通常よりも僅かかもしれなくても、ナトリウムの量を
増やしちゃうことになるのは良いことではないな、と
ワタシは個人的に考えています。
過去に不勉強から故、腎臓/泌尿器系のご飯をあげて
先生から厳しく指導された経験からも。
『腎臓』の疾患で『泌尿器系』は問題ない、という場合でも
『腎臓/泌尿器系』のご飯はNGだと思ってます。
↑ワタシはこう考えている、こういう考えである、というもので
人様に押し付けるものではありませんことご理解ください。