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先日、黄疸、腹水が見られ、
入院していた自宅療養組のシルクちゃん。
その後の様子について
お知らせしたいと思います
ずっと書けていなかったため
長くなりますが
これまでの経過を順に
書いていこうと思います。
病院へ連れて行く前日(6/2)に
黄疸が出ているのを発見。
食欲もなく、少しウェットをなめる程度。
おなかあたりも少し
ぷよぷよしていて気になる症状でした。
体重3.45kg。熱38・8度。
エコーで確認すると
腹水が溜まっていることが判明。
詳しく調べるため、
預かり検査になりました。
その後病院から電話があり、
エコーを見たところ、
腸の一部が構造が壊れていて、
リンパ腫又は肉芽腫のようなものが
見られるとのこと。
その部分を針で刺したところ、
リンパ球が取れてこず、
この時点でリンパ腫ではなさそうとの判断。
取れた細胞を外部検査に
出すことになりました。
そして腹水。
腹水も抜いたところ、
少しトロッとしているとのこと。
炎症細胞はそこまで見られない
とのことでしたが
こちらも検査に出すことに。
血液検査やエコー検査、
体温、腹水など診察をし、
全ての項目が当てはまるわけではないけれど
総合的に考えて
この段階では
FIPの可能性が高いとのこと・・・
腹水が溜まるウェットタイプ、
肉芽腫ができるドライタイプ、
このどちらもを併発している可能性がある
とのことでした。
まだ確定は出来ないけれど、
もしそうだった場合は
早くから治療を始めた方がよいと
言われていたので
治療を始めてもらうことにしました。
食欲もあまりないので
しばらくは入院して
入院期間中は鼻カテーテルをつけ
点滴を少しずつ流し様子を見ながら
ごはんをあげてもらうことになりました。
次の日(6/4)。
病院から電話があり、
シルクちゃんはICUに入っているとのこと。
熱はなし。
鼻カテーテルから
薬やごはんも流しているけれど
今のところ吐いてはいないとのこと。
点滴は少しずつ流していたけれど、
体重が増えていて
点滴を流したものが
腹水になっている可能性もあるので
今朝から点滴はストップしているとのこと。
ごはんは自分からは食べず、
怖がっていて結構警戒しているそう。
貧血もあり、
骨髄が反応していないタイプのよう。
骨髄が反応していないとは…
（※体が貧血を感知し、骨髄が反応することで
新しい赤血球がたくさん作られるけれど
シルクちゃんの場合、
骨髄に何らかの問題が生じている可能性があり、
反応していないので
新しい赤血球がほとんど作られず貧血状態にある）
引き続き治療をお願いして
電話を切りました。
シルクちゃん…、
どうか良くなってくれますように
次の日(6/5)も病院から電話。
今朝から鼻がぐずぐず
両方の鼻から出ているようで
呼吸が苦しそうなので
抗生剤の投与をスタートさせたとのこと。
今のところ吐いてはいない。
熱は一度あがったけれど、
今は下がっているとのこと。
黄疸の数値も3.0から2.0へと
下がっていたけれど
炎症マーカーは一気に上がり
225オーバーで測りきれず。
おそらく鼻の影響もあるのではないか
とのことでした。
ICU内では少し抵抗する元気が
見られるようになったとのこと。
まだ腹水は溜まったまま。
現在はラゲブリオ(FIP治療薬粉薬）、
抗生剤、ステロイドを服用中。
飲み始めてからまだ大きな変化は見られないよう。
その二日後(6/7)。
再び病院から電話。
外部検査に出していた一部の結果が
返って来たとのこと。
検査結果は
腹水中のコロナウイルスは陽性。
けれど
FIPを起こすウイルスはマイナス
で返って来たとのこと。
この検査結果ではまだ
FIP確定とは言えず。
不確定ではあるけれど
飲み始めてから
腹水は減り、
黄疸の数値も1.2まで下がって、
熱もなし。
ごはんも少し
食べるようになってきたとのこと。
炎症マーカーの数値も
測りきれなかったのが
78.82まで下がりました。
貧血は緩やかに進行しているようで、
現在は鉄剤も使い始めたとのこと。
改善されなければ、
輸血が必要かもとのことでした。
まだ細胞診の結果は出ていないけれど
総合的に判断して
FIPが考えられるので
このまま引き続き
治療をしてもらう事にしました。
次の日(6/8)。
病院から電話。
黄疸は落ち着いて熱はなし。
炎症マーカーも
60.3まで下がっている。
鉄剤は前日から使い始めて
貧血は下げ止まり。
腹水はほとんどなし。
エコーでは
結腸部分の構造が
壊れて見えるのは変わりなし。
エコー検査をしようとすると
鳴いたり、抵抗もしてくるようになり
元気は出てきているよう。
薬が効いているのかな
それから二日後(6/10)。
病院から電話があり、
シルクちゃんはちゅ~るで
薬もいけるぐらいになっているそう。
貧血だけが進行してて、
鉄剤は飲んでいるけれど
改善が見られず、
輸血をした方がよさそうだとのことでした。
次の日(6/11)、シルクちゃんの輸血の為、
しおこぶ、なな君、ピックの3匹に
お願いして病院へ。
血液検査の結果、
ピックの血が一番濃く、
ピックの血を輸血することになりました。
ピックありがうとね。
3匹ともシルクちゃんへ
協力してくれてありがとね
これでシルクちゃんの貧血が
改善されて元気が出てくれればいいな
そして細胞診の結果が出たのですが、
FIPは確定せず。
肉芽腫性炎症などの
慢性炎症が第一に考えられるとのことでした。
けれど腹水などが無くなってきて
薬が効いているようなので
このままFIPの治療で続けていくことにしました。
次の日の検査結果次第では退院も出来るそう。
シルクちゃん良くなれ
そして次の日(6/12)。
ピックからもらった血を少しずつ流して
貧血の数値が改善されているとのこと。
ごはんも自力で食べれるまでに回復。
薬はすりつぶしたらちゅ~るでいけるとのこと。
念のため鼻カテーテルはつけたまま
シルクちゃんは9日間の入院生活を終え、
無事退院しました
シルクちゃんは
元々自宅で見ていた子ですが
FIP治療をしている子なので
現在カフェでFIP治療を続けている
おこげまるがいる療養部屋で
一緒に療養生活をしていくことにしました。
初めてのカフェで
緊張していたシルクちゃんでしたが
少しのごはんと
薬入りのちゅ~るを食べてくれました。
きっと元気になれるよ一緒に頑張ろう
カフェでの生活が始まった次の日(6/13)。
すりつぶした薬を
ちゅ~るであげようとしたら
少ししか舐めてくれず…
途中から鼻カテーテルに切り替え、
カテーテルから無事流し込むのに成功。
久しぶりのカテーテルに
かなり時間がかかってしまって
苦戦しました
ストレスを感じてしまったのか
ごはんを食べる量も少なく…。
けれどちゅ~るは舐めてくれたので
次の日はもっと上手にやるぞ~
そして次の日(6/14)。
はじめからカテーテルを使って
確実に薬を飲ませることが出来ました
シルクちゃんも前日よりも
落ちついているよう
ちゅ~るは勢い良くなめて
カリカリも時間をかけながらですが
ちゃんと食べてくれました。
それから毎日
カテーテルから薬を流し入れながら
治療を続け、ケージ内で動きが出て来て
爪とぎをしたり、撫でると結構
甘えてきてくれて
調子は良いよう
そして今週の月曜日(6/17)。
処方してもらっていた薬を飲み終え
病院へ。
体重3.2kg。
エコーでは結腸の見え方が
おかしいけれど、
それ以外の腸は異常なし。
腹水は取れる量ではないけれど
まだ微量あるよう。
黄疸も少しはあるけれど、
入院時よりは
確実に下がっているとのこと。
血液検査で赤血球の数値は
前回よりも下がり、
正常値よりも低いけれど
HCTは正常値をキープできているので、
経過観察。
引き続き鉄剤とラゲブリオは続けて
また1週間後、
様子を見せる事になりました。
お薬も上手に飲んでくれて
なんとか貧血具合も
ピックの輸血のおかげで
キープできているようなので
この調子を維持したまま
シルクちゃんが
元気になってくれますように
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