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福岡の猫カフェ
里親募集型保護猫×古民家カフェ『Ｃａｆｅ Ｇａｔｔｏ』の日常をつづったブログです。
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10/14（金）までお休みです
くりお店長の火葬に行った翌日、
昨日の朝、
自宅療養組の”おっさん”が
虹の橋へ旅立ちました。
おっさんは、くりおと同じく
スタッフが地元熊本から
連れてきた初期メンバーです。
おっさんのお母さん、
黒さびのミヤノさんは
肝臓のフードをたべたり
薬を飲んだりして療養し
現在は割と元気に過ごしていて、
ミヤノさんが野良時代に生んだ子たちは4匹。
親子5匹を当時保護し、
子供たちのうちの1匹はすでに
妊娠しており出産。
ミヤノさんの一族は
おっさんを含めた4匹の子供
3匹の孫たちでしたが
おっさんの兄弟も孫たちも病気で亡くなり、
ミヤノさんとおっさんだけが自宅療養組で過ごしていました。
おっさんはあだ名なのですが、
「近所の面倒見のよいおじさん」という感じで
兄弟が生んだ子をよく面倒みたり、
新入り猫さんの面倒を
よくみたりしてくれていたので
そんなあだ名になり、いつしか
病院でも「おっさん」で
診察をうけるようになっていました。
なし組初代営業部長のみにおも
みにおを保護した当初
おっさんにお世話になっていました。
実はみにおの名前の由来にもなっている
おっさん。
みにおがおっさんに顔がよく似ていたことから
ミニおっさんでみにおと名付けました。
カフェに唯一いる熊本出身のリオネットや
くまおなど本当にたくさんの子達と
仲のよかったおっさん。
自宅療養組のくりお的存在だったおっさんが
くりおが亡くなって2日後に旅立ってしまい、
くりおのことで気持ちが沈んでいた矢先で
ただただ悲しさと申し訳なさが増しています。
おっさんは、
以前は薬を処方され
病院に通院していましたが
最近は漢方を飲んでいるくらい。
痩せてきてはいましたが、
ごはんも流動食なら食べてくれていて
前日もごはんを用意したら
寝ていた場所から起きてきて
ゴクゴク飲んでくれていました。
トイレも前日の夜まで
自分で行っていました。
おそらくおっさんは、
老衰だろうと思います。
最期が近づいているかもしれないと
姿を見て感じてはいましたが
ごはんが食べれていたこともあり
それがまさか昨日の朝突然やってくるとは
思ってもみませんでした。
これだけたくさんの
猫たちのお世話をしているのだから
見送ることも多いのですが
「あの時こうしてあげればよかったかな」
そんな思いはいつもよぎります。
おっさんの場合、
夜中せき込むのを確認したのが最後で
数時間後、朝見たら亡くなっていたので
最期を看取ってあげれなかったのが
よりその思いを強くしているのかもしれません。
せき込むのは最近よくしていたので
「おっさんせき込んでいるなぁ・・・」と
確認はしたものの
その時はそばに行って
撫でてあげたりしなかったことが
心残りです。
みんなの面倒をよく見て、
引きこもりの白猫ハクも
おっさんには心を許していました。
ゆきまるもよく一緒に寝ていました。
穏やかな性格で
漢方も毎日上手に飲んでくれて
とってもお利口だったおっさん。
最期も迷惑をかけず
一人で旅立ってしまいました。
ごめんねおっさん、
ほんとにありがとう。
くりおの後を追ってすぐに旅立ってしまって
くりおに早く会いたかったのかな。
久しぶりに会えるんだね。
今日午前中に火葬に行ってきます。
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