あのドラマを見なきゃよかった | 猫棒徒然雑記_mirror

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コラム系日々雑記。半径5センチの超近視眼的日常。

どよどよど〜ん〜〜〜

 

ああ、見なきゃ良かった、

見なきゃよかった、

見なければ、

 

こんな気持ちになることもなかったのに!!!

 

というドラマ、

ありますよね?

ありませんか?

 

基本的に

ホラーは好きだ。

 

怖いという感情を呼び起こすものは、

酷い目に遭わされる人間たちが

いっぱい出てくるけれど、

 

それは怖いという感情に

集約されるので、

見ているほうの感情が単純化されて、

雑味がない。

 

コメディも好きだ。

楽しい、面白いとう感情は、

気持ちの浅いところを

さっと撫でていってくれる。

 

だがしかし。

 

「季節のない街 2話」

おまえはダメだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

宮藤さんが惚れ込んだ原作なので、

きっと、コメディタッチの人情ものだろうと、

そう思って、見ていたわけですが。

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

一生懸命やっている人間が、

認めらなかったり、

無視されたり、

言われのない迫害を受けたりするのは、

 

心が削られる、

削られるよ!

 

そういうのは、

現実にいくらでも転がっているので、

せめて、

物語世界だけでは、

 

楽しく、悲しく、怖く、

という

 

単純な感情でいさせてくれよぉぉぉぉぉぉ。

 

また、役者さんの演技が上手いんだ。

くっそー。

下手くそだったならまだ、

これは芝居だからって思えるのに、

 

いや、芝居なんだけど、

芝居だとわかっていても、

 

届かない気持ちの

行き場のない気持ちの

空にも地もどこにも行けずに
ただ漂っている気持ちの
 
名付けようのない気持ちが
心を削り取っていくのだ。
 
ああ、気晴らしに、
何かホラー映画でも見よう。
 
ホラーはいい、
ホラーは。