何だかんだで3年目のDunwoody Baptist Church無料ESL。
今年度の初日、"We speak English"を各自の母国語で書くように言われ、こうなりました。
上から、英語、オランダ語、ポーランド語、中国語、日本語、韓国語、フランス語、ヒンディー語、タミル語。
この後、ヘブライ語も追加されました。
同じ概念を表すために、人類は何故これ程までに姿形の違う言語を生み出したのか?
と思わずにいられません。。
全部同じだったら苦労はないのに
アルファベットを使う言語ならまだ何とか英語との共通点を探し出して意味を推測できますが、それ以外は意味不明な点と線の塊!
中国語や日本語もそう見えるでしょうけど。
こう並べてみると、中国語がいかに省スペースな言語かが分かりますね。
同じユーザーマニュアルが、中国語だと英語の半分くらいのページ数で済んでしまいます。漢字って本当に機能的。
インドには20だか30だかの州があり、それぞれ違う言葉を話すのだそうですよ。
方言というレベルではなく、意思の疎通が出来ないほどの差があるそうです。
ですので、公用語のヒンディー語か英語を話せないと、隣の州に行った時に困る。
低所得者層を中心にローカルの言語しか話せない人も多いようです。
まあ、ひとつの国だと言ってもインドは大きな国ですからね。
地域によって全く言葉が違ってしまうのも納得できます。
キューバ人から聞いた話ですが、同じスペイン語でも国によって話し方が違うので、誰かが話しているのを聞くとその人がコロンビア出身なのかメキシコ出身なのかアルゼンチン出身なのかカリブ諸国出身なのか、大体分かるのだそう。(スペイン人のスペイン語が中南米諸国のスペイン語とかなり違うのは容易に想像できますが。)
キューバ人のほうがメキシコ人よりもアメリカに入国しやすいらしく、メキシコでキューバ人だとバレると襲われてパスポートを奪われるそう
「じゃあキューバから来たって言っちゃいけないんだね」
と言ったら、
「いやいや、(そもそも) 喋っちゃいけないんだよ!喋ったらアクセントでキューバ人だと分かってしまうから。」
………
そ、そうなのか、、
そんなに話し方が違うのか、、、
まあでも、日本みたいな国土の狭い国ですら、北と南では話し方が違うし、方言を聞けばその人が東北出身か関西出身か九州出身かは分かりますからね。
ましてや南米大陸、中米、カリブという広大なエリアでは、そりゃあ違いが出てきますわね。。
たかが言葉、されど言葉。
奥深くて興味は尽きません。
翻訳も言葉をこねくり回す作業ですが、何時間やっていても飽きないし、(出来不出来は別として) 多分私は「言葉」が好きなんだと思います。
母国語力が低いと外国語力の伸びも頭打ちになると思うし、日本語力磨きを忘れてはいけないなと思います。