アメリカで牛肉と言えば赤身中心のドドーンとした塊肉。

肉の旨みがあって美味しいと思う。

日本で良い牛肉と言えば霜降り肉。
あんな脂まみれの脂っこいお肉は、もはや食べられないかも知れない
身体にも良くないよねぇ、どう考えても。


健康志向の強い(でもその割には国民の1/3が肥満体の)アメリカ人の間では、鶏肉はモモ肉よりもムネ肉やササミの方が人気があり、売り場面積も広く、値段も高い。日本とは逆ですね。
値段が全然違うので安いモモ肉を買うことが多いですが、日本に帰ったらムネ肉が安いので買い求め易くなるのが嬉しいな。


スーパーで売られている挽肉はどんなお肉が使われているか分からないし精肉業界は信用ならないので、アメリカに来てからは挽肉はなるべく買わず自分でミンチするようになりました。豚挽肉はそもそも売られていないことも多いし(豚は鶏や牛と比べるとあまり人気がないらしい)。

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挽きたてなら酸化も最小限だろうし、挽き加減も自分で調整出来るし、何と言ってもジューシーで美味しいラブラブ

最初は面倒かなと思いましたが、フードプロセッサーで一瞬にしてミンチ出来るし、諸々の利点を考えたら片付けの手間も大したことではありません。


しかし、イタリアから帰って町を見渡してみて、アメリカは太っている人が本当に多いなぁ汗と思いました。公共交通機関を使うことが多いNYなどの大都市ではそうでもないでしょうが、完全なる車社会の郊外では、まあ皆さんプクプクとよく肥えてらっしゃる。何をしたらそんなに肉が付くんだ?と思うほど。

ダルマのようなまん丸の身体でステーキを頬張っている人を見ると、いやあなた、もう肉は食べなくていいでしょ!そこに自前の肉を蓄えてるじゃないの!と思います。


万病の元になる肥満。社会医療費も膨らむ一方でしょう。

以前にも書いたと思いますが、この国ではまずはコカコーラとアイスクリームを販売禁止にしてはいかがかと、この2品の売り場面積の広さと飲み食いしている人の多さを見るに付け、思います。人間、コーラとアイスが無くても生きていけます。

そして、衣料店に飾られている、細くてスタイル抜群のマネキン。こんな体型のアメリカ人が一体どれほどいるんだ?ガーン もっと現実を直視して、リアリティのあるマネキンにした方がいいんじゃないの?と思います。



最近は日の出が遅くなってきて、朝の運動が快適になってきました。夜も涼しい。
ジョージアの夏はまだまだ続きますが(10月まで半袖)、季節は確実に移り変わりつつあるようです。