スペイン語の基本文法は一通り終え、単語集で単語を暗記したり作文やリスニングなどの問題集を解いているところですが、まとまった量のリーディング・リスニング練習&単語を覚えるためにCD付きのgraded readers (語学学習者用に書き下ろされたレベル別読本)を買いました。

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スペイン文部省が実施する国際的スペイン語検定DELEでいうとA1(入門)レベルの本。初歩的な単語・優しい構文のみが使われています。

DELEはA1~C2まで6レベルあります。


日本のスペイン語関連書籍専門店セルバンテス書店で本の概要を調べ、アメリカのAmazonで日本の3-5割安の価格で購入にひひ


総ページ数48ページとあったので、薄いだろうなと想像していましたが…

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ほんとに薄いっ!!にひひ

巻末の理解度を試す問題集を除くと実質二十数ページ。

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でも、何てったって初心者ですから、1ページだって読むのに一苦労です。

これくらいページ数が少ないと、何とかなりそうな気がしていい感じです


話は探偵物で、子供のスペイン語学習者向けかも知れませんが、いーんです。読む気が起きる・読み切れることが大切。

CDを聴いてみたら、ストーリーは易しくてもスピードは容赦ない!!叫び

(…と感じるだけかも知れませんが。)

シャドーイングをすればスピーキングの練習にもなると思っていましたが、これは到底付いていけなそうあせる
シャドーイングじゃなくてリピーティングだな、、、

この本に取り組むのは9月からの予定ですが、丸暗記するつもりで聴きます。


ついでなので他にも3冊ほど入門レベルの本を買いました。

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graded readers(英語でもあります。Penguin Booksシリーズなど)の良いところは、レベルに応じて単語数が制限されているので、レベルが低ければ低いほど同じ単語が何度も出てきて自然に覚えてしまえることでしょうかね。そして読み切った感を味わえる。

ボキャブラリーを増やすためにも、正しい文体を覚えるためにも、リーディングは語学学習の基本だと思います。読めない(=構文・語彙のストックがない)のに聞けるor書ける訳がないし、ましてや話せるはずがありません。


それにしても語学ほど平等な学問はないなと思います。
所詮は言葉ですから、才能や頭の回転の速さは必要ない。
必要なのは、諦めずにコツコツと勉強を積み重ねていく根気のみ。
進度の差はあるにせよ、練習しさえすれば誰でも必ず一定レベルまで出来るようになる。


昔聴いていたNHKラジオ講座のテキストに、リスナーから寄せられた格言(?)を紹介するコーナーがありました。
今でも覚えているのがこちら。



覚えて、忘れて、覚えて、忘れて、忘れて、忘れた。
でも頑張る。



そうです、この精神ですよ、語学学習に必要なのは!!

諦めて放り出したらそこまで。

勉強を止めてしまわない限り、たとえどんなに歩みは遅くとも、必ず上達するはず。

1ミリでも進めば、それは前進。

学習を継続してさえいれば、進みこそすれ後退することはない。



かつてイチローが良いことを言っていましたね。


「小さな一歩の積み重ねでしか、遠くには行けない。」


偉業を成し遂げた彼の言葉には重みがあります。



為せば成る、為さねば成らぬ何事も。



なりたい自分になるため、頑張ります