今月初旬に、遂に買いました。


アメリカが誇る高級ブレンダー、Vitamixクラッカー





Vitamix Professional Series 750



この3年間、Brevilleのジューサーを愛用してきました。

故障せずに動いてくれていますし、何も不満はありませんでした。






が、日本への本帰国がなんとなーーく、うすらぼんやーーーりと見えてきた昨今、

果たしてこれを日本に持って帰れるのか?と。


大きいので日本には持って帰らない前提で買ったけれど、気に入っているのでなるべくなら持って帰りたい、という気持ちを胸に先日日本へ一時帰国。今回が最後の一時帰国のはずなので、本帰国の際に何を持って帰って何を処分して帰るのか検討するため、アメリカで買った家具や家電のサイズを測って帰りましたよ。(自分たちの持ち家に両親が住んでくれているので、そういう事前の検討ができるのです~)



キッチンの台の広さを測ったら、あら意外、置けそう。



でも、、、




日本は野菜が高いーーーーー叫び叫び叫び




1本ずつ、うやうやしく包装され、1本¥120で売られているセロリを見て、こりゃ、ダメだショック! と。






何故って、ジューサーは繊維と水分を分離してサラサラジュースを作るものなので、コップ1杯のジュースを作るのに大量の野菜・果物が必要なんですよ。


夫の分と2杯分、600~700ccのジュースを作るのに、毎朝 これだけの青果を使っていました↓





5ポンド(2.27キロ)の人参が、1週間で無くなります。





アメリカではこういう状態でドーンと1株売られているセロリも、1週間で使い切ります。





オーガニックのものでも日本と比べたら安価で売られているため、こういう消費の仕方が出来ましたが、日本でこんな勢いで野菜を使おうとしたら、ましてやオーガニックのもので、なんて思ったら、材料費がかかってしまって仕方ありません。



あかん。


ランニングコストが高過ぎる。



そしてもうひとつ問題が。


ジューサーだと絞りかすが出るので、片付けの際、手で取りきれなかった、フタなどに付いたカスをシンクに流すことになります。


アメリカのシンクにはディスポーザーが付いているのでそれをガーっと回せば配管が詰まったりはしませんが、日本のキッチンにはそんな機械は付いておらず、流した絞りかすで排水溝ネットがすぐに目詰まりすることになってしまいます。週に何度もネットを取り換えるのは面倒。



*材料費がかかること

*片付けが大変になること


により、日本へジューサーを持って帰ることは断念。。ガクリ



で、じゃあブレンダーを買おうか、という話になったわけです。

(十年以上前に日本で買った安いブレンダーがあり、ジューサー購入前はそれを使っていましたが、今時のブレンダーと比べるとやはり性能が悪いですダウン



前置きが長くてすみません。

Brevilleの名誉のため、決してジューサーに問題があったわけではないということを言いたかっただけです。。



ぶっちぎりの高価なお値段で売られているVitamixの他にも、NINJANutriBulletなど、お手頃価格で人気のブレンダーがいくつかありますが、性能や耐久性などを比較検討した結果、やはりVitamixでしょう、ということに。


いくつも機種があり、お手頃価格の(といっても$400くらいしますが)Vitamix 5200などがポピュラーなようですが、最上位機種のProfessional 750($640)にしました。



以下、その理由。



1 従来機種よりもコンテナの背丈が低くて安定感があり、全体的なデザインが気に入った

   

最初の写真で分かるように、アメリカの標準的なキッチン戸棚の下にも収まり、すっきり。

キッチンに出しっぱなしにして毎日見る物ですから、好みのデザインであることは重要ビックリマーク




2 従来機種よりもモーターの作動音が40%低減されている


アメリカの家も日本の家も一戸建てなので騒音はそれほど気にしなくていいですが、この先またどこかへ転勤になって集合住宅暮らしにならないとも限らないので、静かに越したことはない。


実際の音は、40%静かだと言ってもやはり日本のものに比べたらうるさいです。アボカドの種をも砕くというハイパワーですから。私はジューサーの騒音に慣れているので、どうってことありませんが。 これで40%減なら、他のはどれだけうるさいんだ?ガーン


また、スムージーやピューレなら作動時間は1分~1分半程度ですが、ホットスープだと5~6分間、回すことになります。それだけの長時間になると、音量の差は重要かもしれません。


実際、従来品を持っている友人は、うるさいからスープはお鍋で材料を煮て、撹拌するためにだけVitamixを使っていると言っていました(感じ方は個人差があると思います)。

でも、生の材料を入れて摩擦熱でホカホカスープが出来上がるのが魅力のVitamixなのに、それじゃあもったいない・・・




3 プリセットメニューがあり、スムージーや温かいスープなどがスイッチひとつで出来上がる





ダイアルの左半分がプリセットメニューになっていて、Vitamix 750の場合、スムージー、アイス、ホットスープ、ピューレ、洗浄の5つのモードがあります。


ダイアルを合わせて右のスタートボタンを押せば、後は予めプログラムされた内容に従って速度が変わり、完成すると自動で止まってくれます。



最初は別にこんなの、あってもなくてもいいんじゃん?と思いましたが、レビューを読んでいたら、これが意外と便利だ、という意見があり、実際に使ってみると、これが実に便利だということを実感アップ


これが無いと、スムージーなりスープなりを作っている間はブレンダーの前にいて時間を計りながら、もしくは材料の撹拌具合を見ながら、速度の調整およびスイッチオフをしないといけませんが、


プリセットメニューがあれば、材料を入れてダイアルを合わせてスイッチ・オンしたらあとは機械が全部やってくれて勝手に止まるので、ジュースを作っている間に全く別のことを出来るのです。


色々なことを同時進行でやらなければいけない朝は特に、これが本当に楽!!


(ま、最初は、どうなるのか心配でブレンダーの前で腕組みして仁王立ちになり、事の成り行きを見守っていましたけどねにひひ




アメリカで買ったものだと日本で故障してもメーカー保証は適用されないかもしれないですが、7年保障を付けているということはそうそう壊れないということでしょうし、日本で買うと最低8万円する超高級ブレンダー、一番良いものだと10万円超です叫び (冷蔵庫か!?)


アメリカでも安くはないとはいえ、こっちで買った方が断然お得でしょう~アップ


うちには日米の電圧を双方向に変換できる変圧器があるので、それを使えば電圧の問題も解決。



ちなみに買ったのはWilliams-Sonoma限定色のCandy Apple Redです。

うちは電子レンジも炊飯器もこの色なので、ぴったりキラキラ




分厚いレシピ本が付いてきます。





次回は、Vitamixで実際どんなものを作っているかをご紹介します。