高級オーガニックスーパー、Whole Foods。
お会計をした後、店舗を出るまでの間によくよくレシートを見てみたら、セールになっていたはずの品物が定価になっていたり、オーガニックより安い通常栽培品を買ったのにオーガニックの値段で打ち込まれていたりして、割高な金額になっていることに気づき、店舗内のカスタマーサービスカウンターに申し出るということがこの2-3ヶ月の間に2回ありました。
売り場ではセール価格が掲示されているけれどデータが直っていないことが結構あるようです。この場合、レジ係りに責任はない。
あとは、バーコードorPLUコードシール付きではない野菜の、見間違えによる人的ミスの場合もあります。
今回高い金額を払わされたのはこれ↓
何十点も買った場合、全ての商品の価格を覚えていられるわけはないですが、安くなっているから買おう、と思ったものは比較的記憶に残っているもの。それでも1ドル程度の差だと気づかないかもしれませんが、$5のはずが$7となると、いやまてよ?と。左のオリーブがそうでした。
右の通常栽培のツル付きトマト。ツル付きはオーガニックの場合が多いからだと思いますが、PLUコードシールが貼られていたにも関わらずレジ係がオーガニックと思い込み、オーガニックトマトのコードを打ち込んでしまったようでした(もしくは間違ったシールが貼られていたか…)。ポンドあたり$2違い、今回は値段を比較してわざわざ通常栽培品にしたので記憶に残っていました。
レジで打ち込んでいる時に間違いに気づいたらその場で訂正してもらえますが、アメリカではカートからレジのベルトコンベアに自分で商品を移さなければならず、ベルトコンベアに置いたものからどんどん打ち込みが始まるので、沢山の品を買う場合移し替え作業が終わるまでは価格のチェックを出来ず、事後手続きになりがち。お会計完了後に訂正してもらう場合はカスタマーサービスに行かないといけません(少なくとも私が行くWhole Foodsの店舗では)。
とまあ前置きが長くなりましたが、カスタマーサービスで間違いを指摘したところ、正しい価格との差額を返金するのではなく、間違いがあった商品の価格全額を返金してくれました
要するに、上のオリーブとトマトをタダでくれたことになります。今回は$12くらいが返金されました。余計に請求されたのは二つ合わせて$4くらいだったのですけど。
理由としては、「うちのミスだから」。恐らくは、不愉快な思いをさせたこと、価格修正の時間を取らせたことなどに対するごめんなさい料ということなのかなと思います。
今までお会計後に誤りに気づくことがあまりなく、他のスーパーがどういう対応を取るのか不明ですが、2回とも上記の対応だったので少なくともWhole Foodsはそういう方針らしいです。さすが高級スーパーなだけはある…。そういうコストも込みの値段なのね
思いがけずタダにしてもらい、言ってみるものだな~と。
PLUコードシールが貼られていないバラ売り野菜は特に間違われやすいです。何種類かあるサツマイモとか。
先日、新人ぽいレジ係が間違えたのはこれ↓
左がルタバガ、右がセロリルート。
まあ確かに似ていますけどね。
それぞれ別のビニール袋に入れてあったのに、両方ルタバガと入力されました。
ルタバガ2つなら一袋にまとめるよ…わざわざ別の袋に入れたのに、と思いましたが、まあ、似ているので仕方ないです。
ルタバガはアブラナ科の野菜で、見た目はカブのようですが、食感はカブとジャガイモの間くらい。煮崩れないのでカレーなどに入れてもいいし、マッシュして食べることもできます。
セロリルートはその名の通りセロリの根っこです(セロリルート用の品種らしいですが)。茎よりセロリの香りがマイルドで、セロリが苦手な人ももしかしたら食べられるかも?茎同様、生で千切りにしてサラダに入れたりできます。