あなたの答え探しに寄り添う
心のもつれを紐解く
死別カウンセラー 石本 裕水香です。
いかがお過ごしでしょうか。
関東は梅雨まっただ中です。
以前、朝のラッシュアワーに快速電車に乗っていた時、前を走る電車の遅延の影響で電車が突然ストップしたことがありました。あと数分で目的の駅に到着するところでした。
がっかりしました。
遅刻しないか時間を確認した後、何気なく車窓を眺めていると、小雨の降る中、線路沿いの斜面にあじさいの花が連なって咲いているのが見えました。
ピンク、薄紫、青紫色、色とりどりの手毬のようなあじさいの花々。
水彩画で描いたような風情がありました。
その後、電車は発車したので、停まっていた時間は7~8分くらいでしたが、一時的に電車が停車したおかげで、いつも通過する地点にはあじさいの花が美しく咲いていたことに気がつきました。
私の梅雨の思い出です。
私たちは物事が思うように進まない時、落ち込んだり、イライラすることがあります。
そんな時は真っ向勝負で挑むと心身を消耗してしまうので、遠くからぼんやり眺めてみることもおすすめです。
もしかしたら、梅雨空の下で美しく咲くあじさいの花のように心をなごませてくれるものが見つかるかもしれません。
心をなごませてくれるものは人によって違うと思います。雰囲気の良いカフェに行ったり、お気に入りの本を読むというのも「あり」かもしれませんね。
調べてみると、あじさい(紫陽花)は俳句の世界では夏の季語。日本特産の植物で古くは奈良時代には栽培されていたとか。花の形から「手毬花(てまりばな)」、日々微妙に変化する花色から「七変化」などの異名があるそうです。意外にもあじさいの花が日本で人気になったのは第二次世界大戦後らしいです。
我が家の庭に咲いたあじさいを窓辺に飾りました。いつもは水色や薄紫色の花が多いのですが、今年はピンク色の花も混ざりました。
憂鬱になりがちな梅雨の日はあじさいの花を眺めて、お気に入りのハーブティでも飲めば、少しだけ楽しめそうな気がします。
素敵な一日をお過ごしください。
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