「お茶?って・・・実際会うってことでしょう?」
私は思わず訊き返した。
「おう。そうだよ?抵抗あるか?」
「サチエさんはいいの?」
あんちゃんは、私の問いに、少し黙ってこう答えた。
「・・・サチエのこと気にしているのか?あいつとケンカ中だし、いいよ」
「そういう問題じゃなくて!」
サチエさんのこともそうだけど、私は変に引っかかった。
写真見てから急に会いたいって・・・??
ちょっと警戒心が働く。
「ああー俺がお前に会いたいって言ったのは、写真見たからじゃないからな~
ってのは嘘になるけど。」
「・・・・。」
「ほんとお前って、変に真面目だよなぁ。
大丈夫だ。お前は可愛い妹みたいなもんだ。」
あんちゃんは、俺も男だから
ちょっと可愛らしいと思ったら会いたくなるけれど、
そうであっても、実際私と会ったら妹みたいだと
再確信する自信があるそうで。
「あとは純粋に、会ってアホな話や、まじめな話をしたいなって
思っただけさ。」
「んーーーそうなの。」
確かにこんな私の、さばけた中身を知っていたら、
下心というよりか、面白そうだから絡んでいけっていうスタンスだろうな・・・。
・・・よし。
「ん。いいよ。あんちゃんはいつがいい?」
私は承諾した。
私の勘は外れない。
きっと会って、楽しい時間を過ごせそうだし、
下心も感じない。そう確信したのだ。
「よし。OKってことだな
あ、日時?実は今プーだからさ。平日都合のいい時にでも♪」
プー?
・・・あれ、チャットで話していた時は、仕事していたはずだけど・・・。
私はちょっとそれが気になったが、会う時に話せばいいやと思い
あえて触れず、予定を調べた。
「・・・明後日都内に出る用事があるから、直近だけどどう?」
「いいぞ。どこで会う?」
「明後日午前中新宿で説明会(就活)だから、
午後2時以降ならどこでも。」
「じゃ、2時に池袋西口で。」
さすが埼玉県人。池袋チョイス。
まぁ、新宿からすぐだからそれは問題なしなのだが・・・
「池袋の駅っていっつも迷うのよね
(未だに迷う)
迷うかもしれないからその時はあんちゃんよろしくね!」
「まー携帯あるし、大丈夫だろ。」
そういう風に、話はまとまった。