怪物誕生。 | 猫日記

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怪物、日本ダービーへ…。

競馬です。

砂の怪物『サクセスブロッケン』、いよいよ日本ダービー挑戦。

今年の3歳ダート界最強の呼び声も高い怪物・サクセスブロッケン。
体質による脚部不安で今までダートを使い続けてきましたが、ここでいよいよ日本ダービーへの登録を表明。

今年はダート界のレベルが特に高く、その中でも今年の3歳三強と言われる『シルクビッグタイム』、『カジノドライブ』、そしてサクセスブロッケンの3頭は正に別格の存在だ。
シルクビッグタイムは、ダート戦無敗の後に芝を使い大敗。その後ややリズムを狂わせたが、残る2頭、カジノドライブとサクセスブロッケンは未だ無傷で連勝を続けている。

記憶に新しいのが、カジノドライブのアメリカでの一戦。
GⅡ『ピーターパンS』で5馬身差の圧勝。
ダートなら世界最強クラスの本場、米馬を相手に大楽勝劇を見せつけた。
デビューとなった今年の新馬戦も圧巻だった。
1角からすでに2馬身ほど差を付けたまま、4角で一気に突き放してあっという間の大差勝ち。
おそらく2着馬とは2秒近くの差がついていただろう…衝撃のデビュー戦で、今年の3歳最強はこの馬であることを示した。

しかし、そのカジノドライブ最強と真っ向から戦うのが、『砂のディープ二世』ことサクセスブロッケンだ。

デビュー戦はカジノドライブも真っ青の超衝撃的圧勝劇。
3角まで1馬身ほどの小差でハナを走るサクセスブロッケン。
4角から直線に入るところで一気にエンジン全開。
驚くべきは、その圧倒的着差。
2着馬とはもちろん大差だったが、その差は何と20馬身以上!!実に3秒以上の差があった。
悲運の快速馬・サイレンススズカのベストレースの呼び声高い金こ賞での2着との差は1.8秒、3秒差と言えばもはや伝説となっている、地方最強の女王・ベガはベガでもホクトベガのエンプレス杯での大楽勝劇。
あまりの楽勝さに鞍上がゴールから100M手前で右手を挙げて問題となった。

新馬戦なので、相手関係次第では大差勝ちも不可能ではないが、直線から押し切って持ったままの大差勝ちで出したタイムはぶっち切りのレコード。
さらに2戦目はやや伸びに欠ける部分がありながらも結局は楽勝。
全4戦で無敗を誇り、圧巻だったのが前走、4戦目。
相手もかなり強化されており、ここでパフォーマンスが健在ならばこの馬は本物…と言われていた大事な一戦。
サクセスブロッケン得意の直線に入る手前でエンジンをかけてそのまま突き抜ける戦法は健在。
結局相手強化など全く関係無く、6馬身差の圧勝。タイムは良ダートでは圧巻の1分51秒台だった。
(ちなみに3戦目は1分50秒台という驚愕のパフォーマンスを見せている)

少なくとも、初代砂のディープことカネヒキリ、新星・ゴールドアリュールを超える大器だ!!
…というのが大半のファンの見解だ。
中にはクロフネをも上回るレベルと言う人も少なくない。


今まで4戦全てがダート戦ということもあり、初芝が日本ダービーとなると、ファンとしては非常に拾得に悩むところだが、血統的にはむしろ芝馬で、走って何の不思議も無い。
国内に残るなら、今秋には間違いなくジャパンカップダートに進む馬。
普通ならジャパンダートダービーに向かって、休養を取って秋に進むところに日本ダービーが入ってくるのは気になるところだが、これ程の大器、特に今年は主役不在でさらに皐月賞馬・キャプテントゥーレも離脱。中心はおそらくNHKマイルCを圧勝したディープスカイになる。

そんな寂しい今年のクラシック戦線を盛り上げるには最高の切り札になる。


とは言え、何よりも無事に走ってもらいたい。
やはり大目標としてもらいたいのはドバイ制覇。

クロフネの成し遂げられなかった夢を成し遂げることが出来るだけの器を持っている。

もちろん、カジノドライブとの直接対決も見てみたい。
何だったらシービスケットみたいに1対1でもいいんじゃないか?
ってくらい。

ようやく一つ楽しみが出来ました。

リクエストのあったヴィクトリアマイルの登録馬はまた後ほど。