エルムS結果、他。 | 猫日記

猫日記

スポーツ、漫画、その他もろもろ・・・その日に思ったことを書いてます。

競馬の結果です。札幌競馬場で行われた『エルムS』です。
1着『メイショウトウコン』、2着『マコトスパルビエロ』、3着『ロングプライド』・・・
札幌巧者のメイショウトウコンが圧勝でエルムSを制した。これで札幌は何と4戦3勝2着1回ととてつもない鬼っぷりを発揮している。2着には3歳馬のマコトスパルビエロが逃げ粘り、3着はこちらも3歳馬のロングプライドが後方から追い上げるも届かずの結果。
勝ったメイショウトウコン・・・本当に予想を遥かに上回る大楽勝で、改めて札幌での強さを肌で感じた。
メンバー中最速の上がり3ハロン34.5は次元が違う。58kgの斤量を背負ったダート戦とは思えないレベルで勝ち上がった。鞍上『池添』もこれ以上にない、完璧なタイミングで追い出しを図り、圧勝に凄みが増した。
マコトスパルビエロは相当な力を付けた。ロングプライドは地方の3歳クラシックで1冠を制してる馬で、中央でもここまで5戦4勝2着1回と完璧な競馬をしてきた。それを逃げて押し切るのだから相当強い。
さらに注目したいのが『エリザベス女王杯』、『札幌記念』を制している『フサイチパンドラ』が逃げながら沈んでいるということ。マコトスパルビエロは2番手追走しながらも粘って2着を確保している。これは相当な強さの証明だと言える。
そして結果的にロングプライドがハナ差まで迫ったことにより、ロングプライドを『Jダートダービー』でねじ伏せた『フリオーソ』はさらに相当な強さを秘めている可能性も高くなってきた。
ロングプライドを4馬身以上突き放したあの強さは紛れもなく本物。中央での戦いが楽しみだ。
さて、今週はいよいよ牡馬クラシック最終戦『菊花賞』トライアル『神戸新聞杯』さらに『天皇賞・秋』のトライアル『オールカマー』が行われます。
神戸新聞杯はさすがにメンバーが揃いました。
『皐月賞』馬の『ヴィクトリー』、『日本ダービー』2着の『アサクサキングス』、ダービー3着の『フサイチホウオー』、2歳チャンピオン『ドリームジャーニー』に『青葉賞』の覇者『ヒラボクロイヤル』・・・とかなりの好メンバー。
オールカマーも今年は相当なメンバーが揃っています。
GⅠ2勝馬の『デルタブルース』が満を持して参戦、さらにステイヤー4強の1角『トウショウナイト』も参戦、今年の『日経賞』覇者『ネヴァブション』、復活が待たれる期待の『マツリダゴッホ』・・・という強力な古馬の中に、今年の皐月賞2着、日本ダービー4着の実力馬『サンツェッペリン』が参戦しているのがまた興味深い。
おそらく血統的にも中距離で最も力が出せると思われるだけにこのまま天皇賞・秋に向かう可能性が高いんじゃないだろうか。
となるとここは試金石。予想する側にとっては拾得が非常に難しい。
人気になるであろうデルタは中距離では強さが発揮されにくい典型的なステイヤー、さらに人気どころのほとんどが休み明けなだけに成長著しいサンツェッペリンが斤量差も手伝ってねじ伏せる可能性も無きにしもあらず・・・といったところ。
どちらも海千山千・・・難しいレースになりそうです。