東西金杯。 | 猫日記

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さて、『1年の計は金杯にあり』という格言が競馬愛好家の中にはありますが、今年ももちろん初重賞は『東西金杯』です。毎年、金杯と言えば1月1週目の金曜日というのが今までのパターンなんですが、今年はJRAさんの粋な計らいにより・・・土曜日開催・・・金曜日に昼休み取った意味ねぇ・・・
つーことで気付いたら終わってた・・・と言うよりは知らないふりをして、今年の金杯は無かったことにしよう!!と心に決めていましたが、一応馬柱と結果だけは見ました。
・・・まぁ、買ってたらまず当たってない結果で安心したっちゃ安心したけど・・・この結果はキツいわ・・・。
マイルの『京都金杯』は近走の成績がとにかく安定している『キンシャサノキセキ』が1番人気、続く前走久々復活の『サクラメガワンダー』は京都巧者、こちらも前走で久々復活『フサイチリシャール』はGⅠ馬、4番人気に実力馬『マルカシェンク』・・・と続いていましたが、さすがに中山金杯。
1着『マイネルスケルツィ』、2着『エイシンドーバー』、3着『サクラメガワンダー』・・・という波乱。これは取れん・・・。
勝ったマイネルスケルツィは3歳の『NZT』以来の勝利。それ以降は力を出し切れなかったが、ここにきて見事復活を果たした。
2着のエイシンドーバーは前走オープン勝ち、昨年の同レースで5番人気に推されながらも惨敗した馬。波乱を演じた。
やっと3着に入ったのが人気サイドのサクラメガワンダーで4着にマルカシェンク、キンシャサノキセキは6着、期待されてたフサイチリシャールはまさかまさかの13着と大敗・・・。
俺がもし買ってたらまず間違いなくマルカシェンクからいってたと思うんで、これは買ってたら惨敗でした。う~む・・・相変わらずムズい・・・。
続いて芝2000Mの『中山金杯』
こちらはかなりの均衡状態で抜けた馬はほぼ皆無に等しく、人気どころでも一桁人気が6頭という荒れムードだった。
1着『シャドウゲイト』、2着『アサカディフィート』、3着『ブラックタイド』・・・という結果。
勝ったシャドウゲイトは人気サイド。昨年は2勝を挙げ、今年オープンに昇級した。鞍上『田中勝』共々嬉しい勝利となった。
2着に敗れたアサカディフィートも敗れたというよりは大健闘。・・・今年もまた金杯で高齢馬が活躍することになったか・・・。アサカディフィートももう9歳だぞ・・・前までで言ったらもう10歳だ。現在、全56戦8勝という成績、さらに恐ろしいことに‘01年のデビューから昨年の‘06年まで何と6年連続で勝利を挙げているというのが凄い。今年も勝てば7年連続か・・・。『無事是名馬(ぶじこれめいば)・・・本当の名馬は怪我せず、故障せずに無事走りきる馬のことを言う、という格言』とは正にこの馬のことですな。本当に凄い。是非7年連続勝利を目指してもらいたい。
そして3着に『ディープインパクト』の全兄で有名なブラックタイド。まぁ、もともとディープが出現する前からある程度以上の素質は確約されていた馬で、新馬戦圧勝、若駒S勝利とディープと同じ路線(2戦目のラジオたんぱ2歳Sでは敗れたが)を歩み、そのまま『きさらぎ賞』2着、『スプリングS』勝利で『皐月賞』では堂々1番人気にも推された。皐月賞を惨敗で終えたあとは2年以上の長期休養を経て、ここ2走でようやくらしさを取り戻してきた。弟の異次元の脚にはもちろん遠く及ばないが、素質だけでも重賞なら何とか戦えるだけにいいところまで回復したようだ。
すこし話はそれるけど、ディープの弟で前評判の高い馬・・・たしかニュービギニングだったっけか・・・あれもおそらくディープタイプというよりはこっちのブラックタイドに似てるタイプだと思う。つーかそんな簡単にあんな常識外れの馬は出てこんわな
ということで今年も一筋縄ではいかなかった東西金杯。そして本日日曜日は『ガーネットS』、さらに月曜日は『シンザン記念』と年明け恒例の3日連続重賞が待っています。
ガーネットSはショボいメンバーだけど、シンザン記念は『朝日杯FS』2着の『ローレルゲレイロ』や注目の『ダイワスカーレット』等が登録しているだけになかなか面白そうです。