最後もやっぱり飛びました！！
競馬です。
中山競馬場で行われました冬のグランプリ『有馬記念』の結果です。
１着『ディープインパクト』、２着『ポップロック』、３着『ダイワメジャー』・・・。
ラストランとなった断然１番人気のディープインパクトが大楽勝で勝利！！有終の美をあっさりと成し遂げました。
２着には『メルボルンＣ』で２着になったポップロック。海外遠征前も４連勝で『目黒記念』を勝った上がり馬だっただけに、やはり実力は本物でした。来年のステイヤー部門では活躍が見込めます。
３着はダイワメジャー。やはり体調は絶好調、秋競馬ではとてつもない強さを見せていただけに、この距離でも健闘。おそらく『皐月賞』を勝ったときよりも遥かに強くなっている。
勝ったディープインパクト。今回もやっぱり飛びました。みんなはこれを見たかったでしょう。俺も見たかった。３角からスゥーッと上がり、直線で弾けるかのように、鞍上『武豊』が言う『飛ぶ走り』を披露、１・２発程度の見せムチレベルのパフォーマンスで他馬を圧倒、最後はもちろん大楽勝での勝利となりました。
いやー、強かった！！前走の『ＪＣ』でも思ったけど、やっぱりこのレースっぷりを見ても何で『凱旋門賞』で勝てなかったのかが全くわからない。正直、これを見る限りで凱旋門賞の勝ち馬が日本で走るディープより強いとはとても思えない。斤量差とかってレベルの差じゃないと思う。
ただ、俺の目には７ヶ月前のディープに比べたらやはり若干の衰えはあったのかもしれない・・・と思いましたね。
７ヶ月前と言えば、俺がディープの戦績の中でも最高のパフォーマンスだと思っている『天皇賞・春』を勝ったとき。
あの時は本当に強かった。あんなパフォーマンスは初めて見たもん。『オグリキャップ』の『マイルＣＳ』と同じくらいの驚きでした。あんな３２００Ｍのレースは見たことなかった。
『宝塚記念』のときからかな、走り方が変わったように見えたのは。大人になったのか、それとも自然と上がらなくなったのか、３角の上がり方が変わったように感じたんだよなぁ・・・。
今回の走りも強かったのはたしかだけど、『サンデーサイレンス』の仔だけにやはり若干の衰えはあったのかもしれない。
４着に敗れた『ドリームパスポート』。敗れたとは言ってもはっきりと来年に繋がる敗戦だけに、来年も楽しみです。『メイショウサムソン』は５着、力は出せたように見えるけど、やはりもうドリパスとの逆転はかなり厳しそう・・・。６着に敗れた『デルタブルース』は・・・もうよくわからん・・・。本当にここまでわからない馬は菊花賞馬では初めてかも。『アドマイヤメイン』は飛ばしすぎの９着。これはさすがにしょうがない。自分の走り方をして負けたんだからしょうがない。『スイープトウショウ』はやっぱり予想通りの敗戦。１０着でした。上がりが３４．５と、全盛期よりも１秒遅い。さすがに限界か・・・。まぁ、坂が苦手ってのもあるけど・・・。そして『コスモバルク』はさすがに疲れが出たか・・・１１着と惨敗。
まぁ、ディープが勝った有馬記念。ディープの為の有馬記念ということで良しとしましょう。
中央競馬オンリーの人には今年最後のＧⅠとなりましたが、俺には金曜日に『東京大賞典』があり、これが本当のラストレースになるだけにまだまだ気は抜けません。