ディープ。 | 猫日記

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ディープの薬物疑惑について。
今年『凱旋門賞』に挑戦し、3着入線を果たした『ディープインパクト』がフランスでは禁止薬物とされているイプラトロピウムが検出された事件。
処分が決定しました。
凱旋門賞失格、賞金返金、制裁金約230万円という決着。
ディープの調教師は言わずと知れた名調教師『池江秦郎先生』薬物が検出されたと言う事で疑われるのはしょうがないにしても、これはちょっと可哀相な疑惑だと思う。
あの池江郎先生が故意に禁止薬物を投与するとは考えられない。それに、フランスでは禁止だったと言うことを知らなかった・・・と言う程間抜けな人でもない。日本の調教師でもベスト3には入る名調教師だ。勝つ為、タイトルの為には手段を選ばない『松田国』や何かイメージ的にヒールっぽい『森調教師』、現役同様どことなく空気が抜けてる感じの『小島太調教師』なら考えられなくもないが・・・(笑)。後者2人は冗談なので抗議は入れないように(だったら書くなよ・・・ってか)、松田国は若干マジだけど・・・。
フランスにハメられた・・・と考えるべきだとは思うんだけど・・・。
しかし、昨日・・・一昨日だっけか・・・の記者会見で池江先生がちょっとおかしな事を言ってたんだよな・・・。
「薬物投与の時にディープが暴れて寝ワラにこぼれてしまい、それを食べて検出された可能性がある」
と。
フランスでは禁止薬物となってはいるけど、これは一般的には24時間以内に代謝されるものなので、よっぽどレースから間隔が空いていない・・・前日とか2日前とか、それくらいに投与されない限りは検出される可能性は極めて低いらしいんです。もちろん、フランスの獣医も1週間くらい前までだったらまず間違いなく検出されることはないので大丈夫と話していたらしいのですが。
1週間前まで治療をしていて、その薬物をその時こぼしてしまって、レースから24時間以内にその寝ワラを食べてしまい、検出された・・・ということか・・・。
これって普通に考えたらあり得ないよね?
だって、寝ワラを1週間換えないなんてあり得ないでしょ。
牧場とか実際のJRA厩務員とか、馬に携わったことのある人ならわかると思うんだけど・・・つーか携わってなくてもわかる人は大勢いるだろうけど、寝ワラって普通は1日1回、多いときなんて1日2回換えることがあるもんだよ。捨てるか、もしくは日光に当てて干してまた使うか。それにしたって1週間も使いまわしにするなんてあり得るんだろうか・・・。牧場で、しかも俺が働いてたくらいの小規模な牧場でも1日に必ず1回は確実に寝ワラは換えてたのに、現役馬を扱う厩務員がそんな怠慢なことを行うとはとても思えない。逆に体に悪いし、そんな1週間も同じ寝ワラ使うなんて・・・。
もしそれが本当の話だとしたら池江先生はもちろん、担当した厩務員だって速攻クビだよ。あり得ないもん。
あの池江先生がこんな大失態を犯すかなぁ・・・。しかも今年で定年だっていうのに・・・。ちょっと不可解な感じでまだ納得いかないなぁ・・・。