~あらすじ~
シヴァとの修行を終えて、ミカエルの元に向かうタク・・・。
シヴァ「ふぅ・・・やっとゆっくり出来る・・・と思ったけど・・・さすがに今回ばかりは俺も参加しなきゃいけねー雰囲気だなぁ・・・めんどくせぇ・・・。」
その頃の天界、ミカエルたちは・・・
ミカ「・・・久しぶりの登場だな。」
ウリ「いや、読者に向けてのセリフとかいらねーから。」
ラファ「ところで天魔大戦とかって騒いでるけど、どうやって展開するつもりなんだろうか・・・。」
ウリ「だから、そういう心配は俺らがするもんじゃねーだろうが。勝手に考えさせとけばいいんだよ。つーかそういうセリフもいらねーんだよ!!」
タク「何をわけわかんねー会話してんだよ、お前らは・・・」
ミカ「おおっ、タクか!!生きて戻れたか。」
タク「当たり前だろーが!!ウリエルとラファエルも久しぶりだな。」
ラファ「まったくだ。お前と一緒に動いてないと出番が少なくて困るよ。」
ウリ「だからそういうのはいらねーって言ってんだろーが!!・・・タク、少しはウデ上げてきたんだろうな・・・?」
タク「当たり前だっつーの。何ならタイマンしてみっか?」
ウリ「ふん・・・生意気な。この闘神と呼ばれるこの俺様とタイマンだと・・・?100年早いわ。まぁ、それだけ大口を叩けるくらい成長はしてきたわけだ・・・戦力にはなりそうだな。」
タク「おい、ガブリエルがいねーじゃん。あ、ユウキもいねーし・・・。」
ミカ「ガブリエルは監視役だ。あいつは大戦中もずっと監視役に回ってもらうつもりだしな。あと、ユウキはまだ戻ってない。おそらく白の習得にてこずってるんだろう・・・。そう簡単に習得出来るもんじゃないからなぁ。」
シヴァ「・・・ふん、俺が来ることがわかってたからワザと遅れてるだけじゃないのか?」
ミカ「シヴァ!!お前も来たのか!?」
タク「何だお前、来るなら来るって言えよ。どーせ俺は寝てるみてーな感じだったくせによ。」
シヴァ「これから騒がしくなりそうだってのに寝てられっか。いつもの騒がしさとは桁違いになりそうだしな・・・。」
ミカ「久しぶりだな、シヴァ。この2人とも久しぶりに会うんじゃないのか?」
ウリ「そうだな、シヴァは人前には滅多に顔出さないからな・・・。なぁ、ラファエル?」
ラファ「・・・ふん、今回はビビッて逃げ隠れるわけじゃなさそうだな・・・。」
ウリ「あ・・・やばっ・・・」
シヴァ「逃げ隠れる・・・?おい、聞き捨てならねーな・・・大天使の中で一番役に立たなそうなラファエルよぅ・・・?」
ラファ「・・・誰が役に立たなそう・・・だと?ケンカ売ってるのか・・・キサマ・・・?」
・・・険悪ムード・・・?
タク「・・・おい、ミカエル・・・これって?」
ミカ「あぁ・・・この2人はとにかく仲が悪くてな。会う度にいつもこんな感じなんだ。あの冷静なラファエルからケンカを売りに行くくらいだからな・・・ふぅ・・・。」
ウリ「とにかくあいつら2人は天界でも有名な理論派だからな。事ある毎に対立してるうちに最悪な状態になっちまったってわけだ。俺とラファエルも昔はウマが合わなかった時期もあるが、あの2人は次元が違うな。」
ミカ「おい、ケンカするのは構わんが、説明させてもらえないか・・・?時間も無いんだ。」
いよいよ天魔大戦か・・・と思ったのに、一悶着か・・・?続きます。