天空覇魔伝~修行編⑨~(29話) | 猫日記

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~あらすじ~
修行中のタク。技に名前なんか付けちゃって結構ノリノリで修行するタク。
ユウ「タク、何だかんだ言ってもやっぱ君は火の威力が強いから一気に火を極めるつもりでやった方がいいかもしんないよ。」
タク「・・・そーだな・・・。風もちょろっとやりながらやってみるか・・・。」
ガブ「ねぇ~、この修行とやらっていつまでやるの~?だいぶ飽きてきたんだけど~。」
タク「飽きたんだったら帰れ!!馬鹿野郎!!誰も居てくれって頼んでねーんだよ!!」
ガブ(棒読みで)うわー、何てヒドいことを。僕がうさぎだったら・・・
タク「・・・ホントにもう帰れよ、お前・・・。」
・・・ユウキの任務に同行してから2週間が過ぎて・・・
タク「・・・」
ユウ「お~い、タク~。何してるのぉ~?」
タク「・・・」
ユウ「・・・えい。」
ユウキがタクに向かってオーラ砲を放つ!!
タク「ぐおっ!?・・・て、てめー何しやがんだコラ!?」
ユウ「だって~、無視するんだもの。」
タク「瞑想中だっつーの!!邪魔すんな、ボケ!!」
ユウ「瞑想中ったってさぁ・・・あ、そうだ、君にあげた任務はもう終わらせたのかい?」
タク「んなもんとっくに終わってるよ。A級じゃあもう飽きるんだよな。」
ユウ「・・・ふ~ん・・・結構慣れてきたね・・・。」
タクはすでにA級の任務を軽々とこなすくらいにまで成長しているようです。
ユウ「ん~・・・じゃあそろそろS級やってみる?」
タク「!!・・・マジか?やるやる!!」
ユウ「目が輝いてるね。まぁ、今の君なら油断したくらいで即死はないだろうけど、それでも危険であることには変わらないから注意してよ。」
タク「おぅ!!任せろって!!」
タクとユウキが次の任務地に移動。
ユウ「ここに、そうだな・・・多分30匹くらいの悪魔が潜んでるね。正確には32匹かな?感じる?」
タク「・・・20匹前後なら。結構強いかも・・・。」
ユウ「そうだね、多分1匹1匹が天界の上級天使の中クラスくらいだと思う。まぁ、A級の悪魔がよくて中級の上クラスぐらいだったからパワーアップはしてるよね。」
タク「・・・んで、何すんだ?これから・・・?」
ユウ「・・・そーだ、競走しよう。タクと僕、悪魔を封じる数を競走するの。32匹だから・・・まぁ少しハンデあげて、32匹全部捕まえる間にタクが5匹封じたらタクの勝ち。4匹以下なら僕の勝ち。」
タク「5匹だぁ!?ハンデ付けすぎじゃねーの?俺とお前ってそこまでレベル離れてるかなぁ・・・?」
ユウ「まぁまぁ、負けた方は罰ゲームね。休憩無しで瞑想24時間。」
タク「や・・・休み無しで・・・かよ・・・。絶対負けたくねぇ・・・」
休み無しの瞑想は非常に疲れるものなのです。
ユウ「じゃあ、タクにこれ貸すね。この瓶の中に悪魔の魂を封じてね~。」
タク「・・・浄化瓶ってやつか・・・。」
ユウ「じゃあ、位置について・・・よ~い、ドーン。」
二人一斉にスタート。
タク「5匹、5匹、5匹・・・。」
タクが一気にサーチ(オーラを察知する技)を広げる。
タク「10mくらい広げときゃあ大丈夫だろ。・・・なっ!!・・・これ・・・ユウキのサーチだよな・・・どこまで広げてんだ・・・このサーチは・・・」
ユウキが現在広げているサーチオーラは50kmを超える。もちろんこれはまだ本気ではないが、タクがサーチに全オーラを使ったとしてもその距離は1kmにも及ばない。
タク「・・・まぁ、力の違いは今知ったわけでもねぇし・・・とりあえず5匹封じりゃいーんだ!!」
S級の任務に挑むタク。ユウキとの力の差もだいぶはっきりとしてきて、いよいよ盛り上がりそうな感じにもなってきた・・・かも。続きます。