さて、W杯開催まで残り20日を切り、ますます熱を帯びてきました。もう新聞の1面にはサッカーのことばかり。『巻反発!!』、『巻板ばさみ!!』、『巻に声援!!』、『カズダンス!!』って感じ。・・・いや、巻ばっかじゃん。まぁ、新人君ってことでしゃーないと思うけどね。
でもね、こっちにも目を向けてもらいたいもんですよ、野球では今、交流戦を行っている真っ最中なんです。しかも我が『日本ハムファイターズ』がいいところにつけているんですよ。うお~、頑張れ、ハムー!!
このFIFA・W杯は言わずと知れた世界三大大会として有名です。
他には?と聞かれると、たしか『オリンピック』と『F-1』の大会だったような気がする。
そもそもこの三大大会ってのは何なのか・・・?ただ単にお金が大きく動いてる大会って感じがしないでもないけど。
サッカーはこんだけ世界中で大きな注目を集めているから、そりゃあスポーツでは間違いなく世界一盛り上がってるスポーツだろ!!とサッカーびいきの方々は鼻高々です。特に今の時期は。
ただ、野球もサッカーと同じくらい盛り上がっています。欧州ではさっぱりだけど、アメリカを中心に。
皆さんは気付いたでしょうか?いや、気付いてると思うけどさ、WBC開催時に優勝候補として挙げられていた国のほとんどがサッカーでは全くと言っていいほど聞いたことのない国ばかりだったことに。ドミニカやキューバなどの強豪国が中心となっていたことに。
たしかにサッカーが盛り上がってる欧州ではほとんど野球は広がっていません。しかしながら逆に、野球が中心となっているアメリカあたりではこれだけ強くなってきた今でもほとんどサッカーへの関心度は上がっていないのが現状です。日本が『ベッカムフィーバー』の真っ只中にいたときだってアメリカでは『ベッカムって誰?』だったんですから。
野球とサッカーで一番違うと思うところは・・・やっぱり試合の延長でしょうかね。
サッカーは試合終了時、同点だと引き分けか、PKで決着を決めます。対して野球は9回を終えて同点だった場合、延長戦を行います。
どっちが好感を持てるか・・・と問われたら間髪入れずに野球の延長戦と答えますね。
だって、スポーツは勝敗を決するものなんだから。野球もサッカーのように勝負が付かなかったらホームラン競争でもして勝敗を決するかい?盛り上がらないでしょ。
元々スポーツに引き分けなんて概念は全く必要ないと思ってる俺ですから、決着が付くまでやれ!!ってのが本音です。ただ、野球とサッカーのスタミナの消耗度が全く異なることももちろん理解しています。野球は投手だけだからね、辛いのは。サッカーはバスケほどではないにしろ、走るスポーツだから。
だから、何が言いたいのかというと・・・野球の延長は最後まで放送しろよ!!ってこと。途中で「時間になりましたので終了させて頂きます。」とか意味わかんねーから!!あれだよ、ドラマとかだったら「犯人は・・・時間になりましたので終了です」とか言ってるようなもんだよ、あれは。
何で途中までTVで見てたのに、完全決着をラジオに託さなきゃいけねーんだよ!!って思うだろ!!普通は。
スポーツはハンパにやるなよ、と言いたい。完全決着してこそ勝敗のあるスポーツだろ・・・と。
スポーツは面白いよ、何だって。サッカーも見始めて、ますますスポーツバカになりつつある俺だけど。でも決着するから面白いんだよ。勝敗があるからみんな真剣になるんだよ。と、思うけどね、俺は。
いや、これはプロに限るよ。趣味でやってる人は対象外ね。