漫画紹介。 | 猫日記

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スポーツ、漫画、その他もろもろ・・・その日に思ったことを書いてます。

『Q.E.D』・・・『加藤元浩さん』作の推理漫画。Q.E.D=『Quod Erat Demonstrandum』・・・日本語で証明終了です。日本ドラマの『古畑任三郎』を見てた人ならこの言葉が出てきたところを覚えている人もいるんじゃないですか?(陣内孝則の回です。ファルコンの定理が決め手になりました。)内容はかなり難しめなので、推理して解いてから次に・・・って感じの『名探偵コナン』形式に読むのは難しいかも知れません。話の中にちょっとしたクイズのようなものがたびたび出てくるので、この漫画を読んでない人(あまり読んでる人はいないだろうし)に問題を出して楽しんだりすることも出来るはずです。画はかなりシンプルなタッチ。こう言っても結構意味不明ではありますが、講談社の漫画家らしいタッチだな・・・と勝手に思ったり。少なくとも小学館ではないです。集英社で言ったら『矢吹健太朗先生』のタッチが好きな人なら割とすんなり入っていけると思いますよ。この主人公の少年・敬語・感情無しは推理漫画ならずともキャラ作りの基本って感じでもありますね。サポートするのがこれもやはり活発・パワフル・そしてこの漫画ではヒロイン。コナンと違って結構警察が弱い感じです。多分本当にこんな14~15歳の少年が出てきたら邪魔な目で見られるだけだと思うけど、それは漫画ならではと言う事で。
・・・あ、これを書いててちょっとこれに似た漫画を思い出しました。たしか俺の好きな漫画家『しんがぎん先生』の作品だったはず・・・。タイトルは忘れたけど、たしか2~3巻くらいで打ち切り(?)になった、これも少年探偵の漫画だったはず。うろ覚えだけど漫画の中で映画かドラマに出てる少年が実際にプライベートでも事件を解決していく・・・みたいな感じ。普段はボーっとしてるけど、集中したら目覚めるみたいな、まぁこれも基本のキャラ作りですね。たしか目覚めたら頭の真ん中の髪がピーンって立つんだよ。そんでお菓子好きの子供ってキャラだった・・・はず。俺持ってるからそれを見れば早いんだけど、それを部屋から見つけるのが至難の技なんで・・・。
とにかくQ.E.Dは割と面白いです。推理漫画好きであれば読んでみてください。結構続いてますけどね、月刊誌のくせに。