苦手なことボイストレーニングを始めて2年。一番心に残っていること。 | BREATHbyBREATH(ひと息ひと息)クリパルヨガとフェニックス ライジングヨガセラピー

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東京都小平市在住のクリパルヨガティーチャー。
クリパルヨガ、ママヨガ、チェアヨガ、フェニックスライジングヨガセラピープラティクショナー。
BREATHbyBREATHは私がヨガティーチャーを始めた時から大切にして来た思い。

もうすぐボイストレーニングを始めて2年になる。

人前で特に大人数の前で大きな声を出すことは苦手で歌うなんてとんでもないことだった。

そんな私がボイトレに飛び込んでもうすぐ2年になる。

 



苦手なことは自分のクセが出やすい。

 





この2年でどれだけの自分のクセに気が付いただろう・・・・

 


人前で実力以上に上手く見せようとしてしまうとこ。


これから大きな声を出そうとすると喉がキュッと締まってしまうとこ。


これが正解だと思ったらそれをやり通してしまうこと。


あれやこれや考えすぎて正解がわからなくなること。

などなど上げたらキリがない。

 






そんな中で先生に言われたことでとても心に残っていることがある。


それは


『音を下げるときこそ丁寧に』


と言われたこと。


私は歌っている中で音が下がっていくところが苦手。歌っている途中で必ずと言っていいほど迷子になる。

そのことを先生に話したときに先生から帰ってきた言葉。


言われた瞬間キラリとひらめく様な感覚だった。

 


その言葉は私の中でいろいろと繋がっていった。

 

まず、歌っている時にどうしてそうなるか?



それは意識が緩むから。



音が上がって行く時はきちんと音を上げることを意識している。


それに引き換え下がるときは下がるに任せている。


だから思っている以上に下がってしまったりする。

 


これはヨガをやっている時の呼吸の吐くときもそうだったりする。

吸う時は意識してるのに吐くときは吐くに任せてしまう。


ポーズもそうかもしれない。

ポーズを作る、維持するまでは意識しているが、戻すとき、ほどく時はあっさり戻し、ほどいている。


ケガ痛みはそんな時に起こるんだよね。

 

 

終わりよければ・・・というが

 

私の場合は『始め良ければ』になりがちだ。


そんな全てのことにつながる気がした。

 



それからはいつも


『戻るときほど丁寧に』


を心掛けるようにしている。



私にとって大切な言葉になった。