梅雨になる前に


母の病気のことで

慌ただしくなる前に



花のない

通路にはみ出た紫陽花や花木の剪定

躊躇せずに切り進め


歩きやすいとか

雑草とか

群れ防止とか



私の軸の中

庭を整えながら思った。




これはナチュラルガーデンではない。



私が選んだ草木を植えて


私が必要不要と感じた枝や草を

選び取り除き


ミツバチは守り

スズメバチ、カメムシなどは捕殺




私が作り上げている世界を

なぜナチュラルガーデンなどと

言えていたのだろう





手付かずの環境しか

ナチュラルとは言えないのに…




自分の身勝手で作り上げた世界だと気がついて



世界の構造もまた

誰かがチェスでもするかのように

創り、創り変えられているのだろう



手にした駒に

愛情があるのか、ないのか




私が雑草を

迷わずに間引くように

(いや、本当は違和感を感じていながら)




自分の世界に不要な人、物

間引きの対象になっているのではないだろうか?



自分の傲慢さに気がついて思った。



私たちは植物のように



与えられた食物を(肥料)を吸収し



決められた場所で分相応に咲いている




そして不要となれば…




目の下の粒、マダニかな…



雨に濡れたら

薬の効果、薄れるらしい






おまかせ、手を加える



何が無責任で、何が傲慢なのか



考え過ぎって言われそうだけど




加害者、被害者、傍観者




登場人物は限られている







人生は音楽とともに

https://youtu.be/qo55wGLXcOQ?si=Xf22L3PkHSeEPCOI