今週の新聞に、「ネコ世界大移動の足跡 DNAで追跡ニャ」という記事がありました。
ネコブロガーの端くれとしては、ちょっと、見過ごせません。
1万年前に、中東で飼いならされたネコが、どういうルートで世界中に広がっていったか?
現在のネコたちのDNAに残る、ある種のウイルスに感染した痕跡によって、そのルートが辿れるのだそうです。
きな粉もちが2つ ボンとコチャ(モコモコ系DNA )
コヨモとコチャ
冬は暖かいモコモコおべべです。
コチャは
片手だけが白い変異DNA
ネコの起源が1万年前の中東だったというのも、
「へぇ~。そんなに昔からネコっていたんだ。」と、少し驚きですが、
ウイルス感染の跡が、DNAに刻まれているというのが、私には、もっと驚きで、「へぇ~。」が3つくらいです。
なんでも、「レトロウイルス」というウイルスは、感染した動物の細胞に侵入すると、なんとDNA配列の中に入り込むのだそうです。
そして、そのウイルスが入りこんだ痕跡が、胎盤などの生殖細胞を通して、子や孫に受けつがれていくのだそうです。
DNA配列に入り込むウイルスって、すごくないですか?
それって遺伝情報を変えてしまうってことですよね。
この研究を発表した京大のウイルス研究所のHPでは、「レトロウイルス」は、「古代ウイルス」とも「進化ウイルス」とも、称されていて、ほ乳類の進化に、特に胎盤という母と子をつなぐ器官の進化において、重要な役割を果たしたと考えられているようです。
ウイルスといえば、病気の1番の元凶だと思っていた私は、
それがまた、生物の進化に関係していたと知って、「へぇ~。」×5くらい驚きました。
ところで、ネコたちが世界各地にひろがったルートは、
中東からヨーロッパそして船に乗って、アメリカへ渡ったルートと、
中東から、陸路でアジアにむかったルートがあり、
ヨーロッパ-アメリカネコが例のレトロウイルス痕を、40~50%持っているの対し、アジアネコは4%ほどなのだそうです。
ほっそり系DNA
キリリと和風のシロやゴエモン
ゴエモン、柄にもなくすましちゃって
カメラ意識してます。
うちのニャニャ匹は、コンビニから連れてきた、GMハナコが起源で、場所的には、アジア系のミックスですが、外形は、2系統に分かれます。
ジンザエモンとゴエモン
2匹のサムライにゃー
ボンやコチャやコヨモのような、モコモコ系と
シロやジンザやゴエモンのように、ほっそり和風系です。
起源のハナコはその中間ですが、モコモコ系はハナコ由来だと思われます。
大阪生まれのハナコに、一体どんなDNAがあったのか。
変わったネコだから、もしかして、レトロウイルス痕があったりしてね。
どこか人間くさ~いGMハナコ
DNAが見てみたい
関連ブログ「気まぐれネコの逆襲」も見てね。