結構前の話ですがタイトルの通り鉛作業主任者技能講習という資格を取りに行きました。
※リンクは東京の労働基準局?ですが、僕がここで取ったわけじゃないです。
検索で1番上に来たのでリンクしました。
ザックリ説明すると、鉛を使った仕事に就く、又は指揮・指導する際に必要な知識を学び、試験に合格するというものです。
鉛は体内に入ると非常に危険なため、色々と守らないといけないことがあるよというお話。
と言うとよく分からない人には難しそうですが、たぶん誰が受けても合格する資格です。
ちなみに国家資格です。
受講料は、おそらく受けるところにもよると思いますが、15,000円~20,000円くらいでしょうか。
講習時間が決まっているので、おそらくどこで受けても2日間拘束され、2日目の最後に試験があります。
講習内容は以下の通りになります。
①健康障害及びその予防措置に関する知識 3時間
②作業環境の改善方法に関する知識 3時間
③関係法令 3時間
④保護具に関する知識 1時間
⑤修了試験 1時間
上記内容を2日間に分けて行います。
なお、この講習時間はかなり厳しくなっており、きっちりこの時間実施します。
早く終わったからと言って短縮はありません。
かなり昔に同じタイプの講習を行った会社かな?が、10分くらい短縮したらしいのですが、それが外部に漏れてしまったせいで、そこの会社?に罰則等が適用されたのと、たしかそれまで合格した人たちの資格も剥奪された・・・なんて話もあったようで、かなり厳格です。
※以前何かの講習時に講師から聞いた話で、詳しく調べたことは無いので事実かは分かりません。
ただ、例えば人が早く集まったから早く始まるとか、休憩時間を10分削って早く終わるとか、そういった処置は機関によってはあるかもしれませんが、講習時間自体の短縮は無いので長期戦を覚悟してください。
大人になってからのこういった学校の授業みたいに拘束されるのって結構キツイです。
寝たくないのに気付くと一瞬意識が飛んでたりします。
基本的には講師の方が重要なところは強調したり、マーカーするように指示したりし、そこを何となく覚えておけば合格点以上はほぼ確実に取れると思います。
凄く意地悪な引っかけ問題は無いですが、たまにちょっと考えないと行けないような問題がチラホラありますが、そこを間違えたとて全然合格できるでしょう。
僕が受けた時もかなり人数いましたが、全員合格でした。
受験番号的に100人以上はいたような気がしますが、ちょっと記憶が曖昧です。
同様に過去に有機溶剤作業主任者とか他の講習も受けたりしましたが、講師の方が結構年配の方で、かつ講師業をメインでやっていたわけではなく、会社を退職した後かその前後くらいに就いた人がいて、人によってはかなり聞き取りづらい人もいて大変です。
また、講習の内容は変わらないのに、人によってはかなり眠くなる人と、全然眠くならない人といて、講師によるモチベーションも多少は変わります。
ただ、それで不合格になるほど支障があるわけではないので安心してください。
最後に合格すると合格証が配られます。
僕が受け取ったのはカードタイプです。
同じ機関で取っているので、有機溶剤作業主任者とかが1つのカードに収まっています。
別の機関で取ってしまうとカードが別々になってしまうこともあるみたいですが、そこらへんはよく分かりません。
当日受け渡しのところもあれば、後日発送のところもあるみたいです。
そんな感じの鉛作業主任者のお話でした。
興味がありましたら是非!
・・・と言っても、実際従事する人じゃないとちょっと使いどころが無いような気もしますが。
僕が最初取ろうとした理由は、「とりあえず半田付けとかするしなぁ。でも今は基本鉛フリーだしなぁ。まぁ取っといて損は無いだろうから取っとくかぁ。」くらいの感覚で取りましたw
ではでは。