邪馬台国論争 「武内宿禰」

 

 

【 序 】

景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代(第12代から第16代)の各天皇に仕え、葛城氏・蘇我氏など中央有力豪族の祖ともされ、一説では360歳を超える長寿であったとされる、古代日本の謎多き人物、それが「武内宿禰(日本書紀)/「建内宿禰(古事記)」です(平仮名では「たけしうちのすくね/たけうちのすくね/たけのうちのすくね」などと表記されます)。

この人物が何者だったのか?を、「武(建)内宿禰」と言う名前から、推理してみたいと思います。

 

撮影 鶴見緑地 画像と記事は関係ありません

 

【 武内宿禰と言う名前 】

まず「禰」という漢字ですが、訓読みでは「みたまや・かたしろ」で、意味は「貴人の霊を祭ってある所(霊廟)」 です。これを元に武内宿禰を読んでみます。

問題は「武」が何を象徴するのか?と言うことになります。日本書紀では「武」が、古事記では「建」が使われていますので、漢字ではなく読みの「たけ」に意味がある可能性が高いと考えられます。”Take”の3種ゲマトリアを見てみます。

  • Take(武/建) 116  222  37

ここでは「Englishゲマトリアの”222” (simpleゲマトリアの37)」が目を引きますので、"222(37)"が何を象徴し得るのか?を考える必要があります。

 

【 「222(37)」が象徴するもの 】

<37>

検索すると日本では37は概ね「キリストに深く関連した数字」だと解釈されているようです。こちらのサイト(聖書の数学―その驚異)ではその理由も詳しく書かれています。

よく参照させていただいている海外のゲマトリア関連サイトにも色々書かれていますが、その中に「37はキリストの象徴である」という記述を、ここでも見ることができます(ただ根拠は明示されていません)。

According to Fathers of the Church, thirty seven is a symbol of the Christ

結論としては、「”37”は、キリストに深く関連した数字」だということになるかと思います。

<222>

検索すると日本で”222”は概ね「ナザレ人」の象徴で、ナザレ出身のイエスの意味だとされています(ただその根拠は、はっきりしません)。

海外のゲマトリア関連サイトhttps://www.ridingthebeast.com/numbers/nu222.phpでは”222”は、「神殿Temple」、「地球Earth」を象徴するとあります(ただしこれも根拠がはっきりしていません)。

Represent the Temple, the Earth.

以上から”222”は「イエスと関連する神殿」の象徴となり得る数字である可能性が考えられます。

 

Take(武/建)の37,222>

以上から3種ゲマトリアの上からは、「Take(武/建)」は、「イエス・キリストに関連する神殿」の象徴となり得るものの様に思えます(ただしゲマトリアを前提とした可能性の1つにすぎません)。

 

撮影 鶴見緑地 画像と記事は関係ありません

 

【 結論 】

全て推測になりますが、ここでの結論をまとめてみます。

  • 内宿禰の「武」は「イエス・キリストに関連する神殿」の象徴である。
  • 「禰」は「霊廟(聖霊の宿る場所)」の象徴である。
  • 以上から武内宿禰は、「イエス・キリストに関連する神殿」の、「内」に、「宿」る、「霊廟霊を祭ってある場所)」と読める。
  • 神殿内の霊廟とは、キリスト教では宗教的建築物の最も神聖な場所である「至聖所」だと考えられる。したがって武内宿禰とは人間ではなく、キリスト教における至聖所を擬人化したものである。