劇団「くるま座」 旗揚げ公演「行く先は何処だ」のパンフレット

 

 

高校卒業を前にした団子は、劇団「くるま座」を結成した。

自ら書いた台本で「行く先は何処だ」という演劇の公演を仲間と一緒に行った。

それが1958年1月9.10.11日。

 

この団子こそが後の三代目市川猿之助(二代目市川猿翁)であった。

彼は他の歌舞伎役者や劇評家たちからは相手にされないほどの酷評を受けながらも、

スーパー歌舞伎という舞台芸術に新たなひとつの領域を切り開いたとされる。

 

その時の舞台のパンプレットがこれ。

 

 

左端が共演者の一人で江頭優美子さん。

後に小和田さんとなられた雅子妃のお母様。(参考:日本経済新聞)

 

平均年齢20歳という劇団員たちの夢の具現化の一つが、

この薄汚れた66年前のパンフレットだったに違いない

夢がなければ花は咲かない、と言うことだと思う。

 

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