今日は何の日 「ガダルカナル島からの撤退が決定された日」

 

 

日本軍のガダルカナル島からの撤退が決定されたのが1942年の今日(12月31日)。

 

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ガダルカナルGuadalcanalはソロモン諸島最大の島で、その島の名前はシュメール神話の神・エンキムドゥと3種ゲマトリアが一致します。

  • Guadalcanal  298    462      77       
  • Enkimdu     298    462      77

エンキムドゥは、シュメール神話に登場する神で、女神イナンナの夫候補の一人でしたが、ドゥムジ神(アラム語文献や旧約聖書ではタンムズTammuz)にイナンナを譲ってしまいます。

 

そのドゥムジ(Dumuzid 、Dumuzi、Tammuzとも)と女神イナンナは、別名がエデンの主(mulu-edin)とエデンの女主人(nin-edin)だとされ、ガダルカナルと同じ南太平洋の島である、ボルネオ島のムル山(Mt.mulu)にエデンの園(Garden of Eden)と呼ばれる場所が現存します。ここに南太平洋の島々がシュメール神話と繋がっている可能性を感じます。ちなみに天照大御神と高天原が、シュメールとドゥムジドと女神イナンナおよびエデンの園をモデルとするものである可能性について過去記事で見ています。ムー大陸の存在は学術的には否定されているようですが、ムー大陸と上で見た南洋の島々の位置関係は、シュメール神話と南太平洋の島々を結びつけたとき興味深いものがあるように思えます。

 

三国志の中(魏志倭人伝)に「自郡至女王國萬二千餘里」とあり、ここでの郡は帯方郡の意味だとされ、帯方郡は概ね「朝鮮半島の中部西岸」に比定されています。問題はここでの「1里が何メートルなのか?」という事ですが、全部で65巻ある三国志のほとんどでは1里434mとされています。これに従って計算してみます。

  • 434m×12000里=5、208km

これだと女王国は帯方郡(朝鮮半島の中部西岸)から5、208kmの距離にある事になります。グーグルで探すと、南太平洋の島々(マレーシア、シンガポール、ボルネオ、パプアニューギニアなど)がこの距離にある事が分かります。このラインは上で見たように、シュメールおよびエデンの園、天照大御神、高天原との関係が考えられる地域です。可能性としては低いかもしれませんが、女王国がこのラインにあることも考えらるのかな?という気がします。

 

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これに対して女王国が日本にあるためには1里が70~90m位でなければならないのですが、三国志の著者の陳寿も、それに注を付した裴松之も「里」が複数の異なる長さを持つとは何処にも記していません。陳寿が65巻ある三国志のほんのごく一部に過ぎない倭伝と韓伝にのみ、異なる長さを短里として使ったと考えることには、個人的には違和感を持ちます。初学者の疑問として、女王国や邪馬台国は本当に日本にあったの?という思いを持ちます。