古代日本とシュメール、イラン
【 皇室とシュメール 】
日本の皇室(広くは日本)がシュメールと結びつくという考えをネット上に見ることが出来ます。いくつかの根拠が示されていますが、仮説の域を出ないもののように思えます。2つだけ挙げてみます。
- 紋章の類似:天皇および皇室を表す紋章は十六葉八重表菊(32弁の八重菊紋)で、シュメール王朝時代の王家の紋章は十六菊花紋
- 言語:シュメール語と日本語はともに、膠着語(こうちゃくご)的性格が強い。
撮影 神戸 画像と記事は関係ありません
【 ゲマトリア、アナグラムの視点から 】
<古代の日本とシュメール>
ゲマトリア、アナグラムの視点から、古代の日本とシュメールの繋がりを示す可能性のあるものを幾つか過去記事で見ています。
アマテラスはその中にシュメールの文字を含んでいる。
- Amaterasu ⇒ Sumer + (T + AAA) シュメールとタウ十字の3人
アマテラスは、3種ゲマトリアの視点から、シュメールの神”mulu-edinエデンの主”( ドゥムジの別名)の象徴となり得る。
- Mulu-edin 508 594 99
- Amaterasu 508 594 99
<古代の日本とイラン>
ゲマトリア、アナグラムの視点から、古代の日本とイランの繋がりを示す可能性のあるものを幾つか過去記事で見ています。
- 秦氏創建の稲荷(Inari)信仰:Inari⇒Irani(イランの出身者)
- オオゲツヒメ⇒大月姫⇒大月氏、大月氏国(イラン系の国家だとされます)
- 奇稲田(姫)Kushinada⇒ Aid + Kushan(クシャーナ朝を助ける)クシャーナ朝は中央アジアから北インドにかけて、1世紀から3世紀頃まで栄えたイラン系の王朝
- 八岐大蛇 Yamatanooroti ⇒ Iran, Yamato Too(イラン、倭もまた)
- 八岐大蛇Yamatanoorochi ⇒ Iran Yamato hoco(倭 イラン 矛)
- 「奈良」の「鹿」⇒ Nara + shika ⇒ iran + shaka⇒ イラン+釈迦
- 奈良山Narayama⇒ Ramayana(ラーマヤナは古代インドの大長編叙事詩で、クシャーナ朝の支配領域に北インドが含まれます。)
- 魏が229年に大月氏国王に「親魏大月氏王」の金印を、そして239年には邪馬台国の卑弥呼に「親魏倭王」の称号と銅鏡などを贈っており、それは大月氏国と倭国の繋がりを暗示している。
撮影 神戸 画像と記事は関係ありません
総括すると次のようになります。
- 日本の古代史はシュメールとそれと関連を有するイランと繋がっている可能性がある。
- イランについて詳しく書くと、イラン系国家である「月氏⇒大月氏⇒大月氏国⇒クシャーナ朝」の流れとの関連が考えられる。