その時そこにいた猫たち 宮沢賢治とハムの日

撮影 2020.7.27

 

橋の下で暮らす2匹の子猫(私はポーセとチュンセと呼んでいます)。

 

この子(チュンセ)の特徴は尻尾をピンと立てて歩くのが多いことです。

 

【 ハムの日 】

今日8月6日は「ハムの日」だそうです。宮沢賢治の童話にも「ハム」はいくつか登場していて、例えば「ポラーノの広場」では工場で「ハム」作ろうとしたりします。宮沢賢治(ジョン・レノンも)は菜食主義者で知られており、なぜハムなのだろう?と考えてしまいます。

 

ハムを数値化すると「8・6」で「7」が隠れています。賢治は「ハム」という言葉で第7の隠れた心」を表現したのかな?と思ったりします。仏教でいう「第7の心」とは「第七末那識」のことで、我執の根本となるけがれた心のことです。つまり賢治は「ハム」の言葉により、我執の隠れた清らかな心を表現したのかな?と思ったりします。

 

賢治にとって心の中の「ハム」よりも重要な問題だったのが心の中の「ハト(8・10)」だったのではないでしょうか?イーハトーヴォのハトです。

汚れて見えなくなってしまった清浄無垢な心(第九阿摩羅識)を取り戻すことこそが、賢治にとって解決すべき重要な問題だったのではないでしょうか。そして賢治の目的はすべての人の心を、「ハト」から「九」が蘇った「」へ変えることだったのではないでしょうか?

 

そういえばもうすぐ鳩の日(8月10日)ですね。心の中の「9」を探してみましょう。