医療情報提供書 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 
以前から作りたいと、いや「作らなくちゃ」と思っていたもの。
 
それは、
 
 
”医療情報提供書”
 
 
 
もしも、おひとり様の私が突然の体調不良に襲われたら?
 
自分で病院へ行けないから救急車を呼んだり、
 
呼べたとて、まともに会話ができないことも十分あり得る訳で。
 
だから、一目瞭然でわかってもらえるものを作っておきたかったのです。
 
 
・家族構成
・血液型
・現在飲んでいる薬
・薬物アレルギー
・既往歴&かかりつけ病院&医師名
・最終検査歴&かかりつけ病院&医師名

 

などなど。
 
合わせて、健康保険証のコピーと尊厳死宣言書も。
 
 
念の為、自宅用と外出用と2部を作成しましたチョキ
 
 
 
自宅用のものは入院道具と一緒にしておくつもりです。
 
救急隊の人がすぐに気付いてくれるよう、メッセージカードまで作っちゃいましたルンルン
 
 
 
 
そして、救急隊の方には施錠もしてもらわなくてはいけはいので裏面に鍵を。
 
 
この鍵はハハヨちゃんが使っていたもの。
 
鈴の音がとっても可愛くてハハヨちゃんも気に入っていた大切な思い出の鍵。
 
 
まだハハヨちゃんが元気で毎朝プールに通っていた頃、
(朝早く出掛けて7時ちょいに帰って来る)
 
私が2階の自室にいても、1階でチリンチリーン♪と鈴が鳴るので、
 
「あ、ハハヨちゃんが帰って来たな~」 という合図代わりになっていました。
 
 
そしてこの鈴は認知症になってからも大活躍で、ハハヨちゃんが鍵をなくしても、
 
 
おばあちゃん あれ?鍵が・・・
 
お母さん ポッケ 叩いてみ?
 

ルンルンチリンチリーンルンルン

 
おばあちゃんお母さん あったーーー!!
 
 
という感じで何度も何度も助けられました。
 
 
 
だから、お守り代わりにハハヨちゃんの鍵&鈴を付けたのでした。
 
 
 
 
これを用意したからと言って完璧ではないのですが、ないよりはマシかなーと。
 
 
それに、もしこれから先 私に恋人や夫ができたとしても、
 
やっぱりこういう情報は私本人にしかわかりませんからね。
 
実際私だって両親の既往歴を聞かれてもなんとなくしか答えられなかったし、
 
同居していなかった期間に至っては知らない事すらあったんじゃないかと思います。
 
自分の事すら、突然聞かれたら「あれ?いつだっけ」ってなってしまうし、
 
なんなら手術や入院をしたことさえ忘れていることだってあると思うんです。
 
 
年を重ねれば重ねるほどなおさら。
 
 
だから今からこうして履歴に残しておけば、追加していくだけでOKなので一石二鳥。
 
健康保険証や既往歴が更新される度に差し替える手間はありますが、
 
これがあることで少しは安心して暮らせるので、私にはなくてはならないものなのです。
 
それにこの一式は災害避難時にも役立ちそうですし、用意してよかったな~と自己満足中w
 
 
 
大きな仕事をやり遂げたぜぃ~爆  笑