もしもの時の下準備 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

ちょっと”知ったか”に感じちゃったらごめんなさい。

 

 

 

もしも、家族に万が一のことがありそうな時、

 

みなさんはなにを準備しますか?

 

 

遺影?

 

財産整理?

 

 

うちの父はしっかり者だったので、

 

その辺の事は全部自分で用意して私に申し送りをしてくれていたので大船に乗ったつもりでいました。

 

 

 

でも、父を見送り終ったあとで、

 

「お母さんの時は、あれとこれを用意しておかなくちゃ」

 

と、改めて思ったものがあります。

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

まず、病院で亡くなった場合、看護師さん達がエンジェルセットで綺麗にしてくれますが、

 

その際に「洋服はどうします?」と聞かれました。

 

湯灌の時ならいざ知らず、病院になんて大抵の人は手ぶらで慌てて駆けつけますからね。

 

なので、病院の病衣を買い取る事が多いようです。

 

でも、病衣で火葬する訳じゃないので、湯灌までの1~2日の為に新品の病衣を買うことに。

 

数千円ではありますが、

 

 

もったいな~いチュー

 

 

ってことで、私はいつ”その時”が来てもいいように、

 

車には常に母のお気に入りのパジャマを紙袋に入れて積んでありますOK

 

 

 

そしてもう1つ。

 

これは好みの問題になると思いますが、湯灌の際に着せる洋服。

 

結構「お父さん(お母さん)はこの服が好きだったから」

 

と、私服で着飾って旅立ってもらうのを見かけますよね。

 

私も母にはそうしてもらおうと思って、お気に入り一式をこれまた車に積んであります口笛

 

ちなみに、特にそういうのはないんで~となると、「仏衣」

 

いわゆるお遍路さんをまわる時のような衣装を葬儀社さんが用意してくださり、それを買う事になります。

 

あれはあれで素敵ですけど2~3万円しますからね~。

 

だったら、思い出のつまった洋服で旅立ってもらった方が一石二鳥な気がします。

 

ただ、洋服は着物と違って着せづらいので、


湯灌師さんは「チッ」と思うかも知れませんけどねw

 

 

ちなみにもっと費用を抑えたいのであれば、

 

湯灌はせずに、病院でエンゼルケアをしてもらう段階から着せてもらうこともできます。

 

もちろん、湯灌は着替えだけじゃなくお化粧もしてくださるのでその辺は違いますけどね。

 

父の時は、髪を整えて髭を剃り、笑って見えるように口の中に綿を入れてふっくらさせてくれました。

 

亡くなる時は痩せこけてしまう方が多いでしょうから、そういう気遣いは嬉しいですよね。

 

男性の父でさえそう思ったのだから、母には絶対湯灌はしてあげたいと思っています。

 

 

あと、遺影用の写真も洋服と一緒に積んであるし、

 

役所の手続きに必要な印鑑も常に持ち歩くようにしたり。

 

 

父を見送るときの斎場は自宅まで車で1~2分と激近でしたが、それでも、

 

「○○は今日中に用意してください。」「○○は明日までに用意してください」と言われる度面倒だったので、

 

母の時はなるべく静かに一緒にいられるように先にできる段取りは済ませておこうと思って。


だって、それが家族葬の最大メリットですもんねルンルン

 

 

人を送るって大変なこと。

 

でも、母を送ったら最後なのだから、後悔のないように頑張りたいと思いま~す爆  笑