急性期病院への疑問 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

先日チラっと書いた、

 

急性期病院(以下K)に比べて療養型病院(以下R)がよくしてくれているというお話。

 

 

 

まずビックリしたこと。

 

母が救急搬送された脳外科の主治医ときたら、

 

救急搬送された日に病状説明があったきりで、以後4カ月はなんの説明もなし。

 

看護師さんに何度か「検査結果等も含めて病状の経過を伺いたいのですが」とお願いしても、

 

「うちは急変した時以外は先生との面会とかないんですよ~」と。

 

 

 

はぁ??? ですよねショボーン

 

 

 

次にちょっとムッとしたこと。

 

Rに転院して早々「お母様、右肩亜脱臼ですね?」と確認された。

 

もろん「はい???」と答えると、Kからの申し送りにはそうなっているとびっくり

 

これ・・・どうなの?

 

亜脱臼しちゃったことは仕方ないと思う。

 

外側から見えるものじゃないし、本人も麻痺して痛みがないから気付かないもの。

 

ましてや寝たきり。数時間おきに体位変換をしていれば肩に負担がかかるのも当然と言えば当然。

 

だからって家族に知らせなくてもいいの?って思っちゃう。

 

ていうか、逆によく気付いたねとも思ったけど。たまたま検査で写ったのかしら?

 

 

 

次は病衣について。

 

Kでの母はいつも素肌に病衣で足も裸足。

 

大抵お布団は足元にめくられていて、大判のバスタオルがかけられていました。

 

でも母の足を触ると冷たいので、いつもこっそり足元にお布団をかけて帰って来ていた私。

 

それに引き替えRは、ちゃんと足元にお布団がかかっているし、病衣の下に肌着まで着せてくれている。

 

看護師さんにお手数をかけしますと言うと、

 

「冬は寒いでしょうし、夏は綿の肌着が汗を吸ってくれるから汗疹対策にもなるんですよ」と。

 

や・・・優しいチュー

 

 

 

最後は髪の毛。

 

母は入院して1カ月くらいしてから突然髪の毛が抜けるようになった。

 

枕のまわりにはおびただしい数の髪の毛が散らかっていて、

 

まるで「抗がん剤の治療でもしてるんですか?」っていうくらいの抜けっぷり。

 

だから私はいつもクラフトテープを持参してペタペタ。

 

そして、頭をスーッと手櫛でなでると、これまた髪の毛がゴッソリ抜ける。

 

きっとKではブラッシングもしてなかったんだと思う。

 

でもRに転院してからは、枕元に数本程度しか散らかっていないし、手櫛をしても抜けるのは少しだけ。

 

そもそも母のベッドの近くにはクラフトテープもヘアーブラシも置いてあったので、

 

きちんとケアをしてくださっているのは一目瞭然。

 

亜脱臼に関しても、誰が見てもすぐ気付くように赤字で貼り紙をしてくださっている。

 

 

 

たまたま母の入院した病院がそうだっただけなんでしょうけどね。

 

だって父が最期を迎えた急性期病院の主治医はマメなくらい面談があったし、

 

看護師さん達も本当によくしてくださったもの。

 

むしろ父の方がわがままだらけで、よく追い出されなかったと感心するくらいw

 

 

私が母を診れる訳じゃないのだから、あまりうるさく言えないことはわかってる。

 

追い出されたら困るから病院のルールには従うし、カラーにも染まらなくてはけない。

 

だからこそ今の病院の待遇には本当に感謝しています。

 

ただ・・・オムツの料金がボッタクリ並みに高いのは痛いですけどねてへぺろ