2連休2日目(一昨日)に書いた日記です。
早くもストレスゲージが急上昇

母は1日中、
ただボーっとテレビを見て、暇さえあれば冷蔵庫を物色して食べて、
眠くなったらお昼寝をして、
食事を出されたら全部綺麗にたいらげて、
たまにトイレや紙パンツを汚し、トイレの水は流さず、電気も消さず。
そんな母を見ているといつも思う。
どうして時間がたくさんあるのに、少しくらい努力をしないのかなって。
自分の名前がわからなくなったなら、
毎日3分でいいから名前を書く練習をすればいいし、
「少しは食べる量を減らさなきゃ」って本当に思ってるなら、
冷蔵庫に貼り紙でもすればいいのに。
って・・・
そう言う "必死さ" みたいなものが見えれば、
介護する側だって「頑張ってるんだな」って思って、
結果はどうあれ、もう少し優しく接してあげられるのに・・・
とずっと思ってました。
でも、もしかしたら違うのかも知れません。
多分ですが・・・
そう言う努力をしたとしても、あまり効果はみられず、
逆に、
「なんの為に毎日名前を書く練習をしてるの?」
「こうして貼り紙がしてあるのにどうして冷蔵庫を開けてばかりいるの?」
と、腹が立ってしまう気がします。
こんなことを書くと認知症の方には悪いのだけれど、
恐らくほとんどが "無駄な努力" で終ってしまうでしょう。
だったら、
ほんの一握りの成功のために無理をしなくてもいいのかなって最近は思うんです。
デイケアやショートステイに行ってくれるだけで、
充分過ぎるほど頑張ってるんだなってわかってあげなくちゃダメなのかも。
まぁ、こんなことを思えるようになったのは、
グループホームへの入所が視野に入ったからこそでしょうけど。
今の母はどんどんできることが少なくなりました。
お掃除もしない。
お洗濯もできない。
仏壇のお水もあげない。
草むしりもしない。
トイレの後始末もできない。
爪も切れない。
薬も渡されなくちゃ飲めない。
最近では、唯一の娯楽であったテレビもとうとう付けられなくなりました。
できていることと言えば、お布団の上げ下ろしと、
お風呂は一応一人で入れています。
(恐らくおかしなことをやっているとは思いますが、とりあえず汚いまま出て来ることはないので)
あ、洋服も時々おかしいけど、一人で着れていると言ってもいいかな。
あと、食べることと寝ることだけは神ってますねw
あの食欲と寝付きの良さはピカイチだと思います。
もう、今の母に向上心を望んでは可哀想なのかも。
「母になにかをやらせれば、やらせた分だけ倍に私の仕事が増える」
これがすべてです。
変えようのない現実です。
だから、
お母さん、もう努力しなくていいよ
