ビクビクして過ごす毎日 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

こうして母がいない家で過ごしていて思うのは、

 

いかに自分が毎日、認知症の奇行にビクビクして生活しているかということショボーン

 

 

 

朝起きたら一変して鬼婆になっているんじゃないか?と、ビクビク

 

朝起きたら冷蔵庫が空っぽになっているんじゃないか?と、ドキドキ

 

デイケアやショートに行かないとゴネるんじゃないか?と、ハラハラ

 

廊下で悪臭がすれば、トイレはもちろん廊下にブツが落ちてるんじゃないか?と、ヒヤヒヤ

 

こんな生活がいつまで続くの?と、モヤモヤ

 

認知症の意味不明な行動や発言に、イライラ

 

認知症の上から目線な物言いや屁理屈に、ムカムカ

 

 

 

 

言い出したらキリがない。

 

でも、母だって自分の病気に苦しんで、不安な生活を送ってるんですよね。

 

 

 

じゃあ、おあいこなの?

 

 

 

ううん。違う。

 

 

 

確かに認知症は可哀想だけど、

 

「なんでもすぐに忘れてしまう」という神様がくれた必殺技を持っている。

 

 

でも残念ながら、介護者に必殺技は与えられていない。

 

毎日崖っぷちに立たされ、見えないナイフを心臓に当てられて生活してる。

 

だから、悲しい事件が後を絶たない。

 

 

それでも絶対にいつかは終わる。

 

終わった時には失っているものも多いとは思うけど、

 

とりあえず、そこからの生活に足かせはついていない。

 

 

 

とにかく、やるっきゃないのだ~!!

 

 

 

そして今日の夕方、ハハヨちゃんご帰宅で振り出しに戻る・・・とチュー