最後の最後でやってくれたよ | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

今日も1日中母に振り回される日常でした。

 

 

洗濯物のティッシュに始まり、

 

お風呂上りにスポーツブラで体を拭くとか、

 

乾いた洗濯物を取り込まないで放置とか、

 

ブラがキツイと言って脇にハサミで切り込みを入れるとか、

(母はゆるめのブラが好きなので5L-6Lを着用してるのにまだキツイと言います)

 

フォークの場所がわからずカトラリーケースを全部ひっくり返すとか、

 

トイレの電気の消し忘れや、入れ歯行方不明捜索、

 

そしてとどめは夕方、冷蔵庫に入っていた大量の食品を一気食い。

 

 

 

お母さん ねぇ、〇〇や〇〇がないんだけど全部食べたの?

 

おばあちゃん あ~食べたかも知れない

 

お母さん え?さすがに嘘でしょ?どこか違う場所に置いたとかじゃなくて?

 

おばあちゃん 多分食べた。昨日まで好きなものが食べれなかったから「え~い、食べてやれ」と思って・・・

 

お母さん そっか。気持ちはわかるけど、やっぱり必要以上は冷蔵庫に入れられないね

 

おばあちゃん どうせもうすぐ死ぬんだからいいじゃない(ヘラヘラニヤニヤ

 

お母さん ブチっムカムカ はぁ?なにを根拠に?

 

おばあちゃん えーなんとなく(ヘラヘラニヤニヤ

 

 

 

 

コイツムカムカムカムカムカムカ 相変わらずだな

 

まぁ、真に受ける私も相変わらずなんだけど。。。

 

 

 

今まで一生懸命我慢していたものが一気に溢れだす

 

激しい動悸、吐気、

 

言っても仕方がないとわかっていながら母に注意せずにはいられない。

 

我ながらしつこくクドクド言ったと思うけど、母は最後までキレなかった。

 

なぜなら母は母なりに「今回は自分が悪かった」と自覚していたらしいから。

 

 

 

ただーし!!

 

 

 

私が必死に訴えている事と、母が猛省していることが永遠に噛み合わないアセアセ

 

 

 

 

お母さん 死ぬとか簡単に言わないで。私からしたら心をえぐられるほど辛い言葉なの

 

おばあちゃん うん。わかった。明日から気を付ける

 

お母さん は?なんで明日から?今から気を付けてよ

 

おばあちゃん だって今日はもうお腹いっぱいだから食べないもん

 

お母さん はぁ?私が言ってるのは「死ぬって簡単に言わないで」ってこと

    冷蔵庫の事は私が多く入れなければ済むこと。でもお母さんの口はお母さんしか止められないの

 

おばあちゃん うん。わかった

 

お母さん どうわかった?

 

おばあちゃん いっぱい食べないようにする

 

お母さん だーかーらームカムカ

 

 

 

この繰り返し。

 

いつものことだけど、

 

人の言葉を正しく汲み取れず、自分の執着から抜け出せないし切りかえられない。

 

その猛省している過食だってもちろん改善されることはないだろう。

 

 

最後までキレなかったことが唯一の救いかな。

 

 

 

明日からはまたデイサービスだけど少しはマシになるのかしら。

 

婦長さんの腕の見せ所だけど・・・

 

とりあえずどっちに転んでも神経は高ぶってそうだから地雷を踏まないように用心しなくちゃ。

 

 

 

はぁ~母の死にたい発言を軽く受け流せるようになる必殺技はないものかショボーン