1 : 5 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

 

「洞爺サンパレス リゾート&スパ」 のラウンジ

 

 

 

 

 

 

いろんなことができなくなっても、ふとした時にクリックスゴイことクリックができてしまう。

 

それが認知症。

 

 

その一瞬のきらめきを目の当たりにした瞬間、

 

介護者は「あぁ、まだこんなにできるんだ」と希望を見い出し我を恥じる。

 

 

けれど現実は、”たった1つのきらめき” ごときで ”9の不” は消せやしない。

 

それに気付いた介護者は希望を見い出した我を後悔する。

 

 

毎日毎日がその繰り返し。

 

 

”たった1つのきらめき” で ”9の不” を消せるとするならば、

 

それは、1人の認知症患者に対して10人、いやさすがにそれは無理だからせめて5人。

 

5人の介護者がいれば十分可能なことかも知れないと私は思う。

 

 

自分を正当化するようだけど、1:1など自殺行為としか言いようがない。

 

それでも後悔したくないからやれるところまではやるつもり。

 

自分が壊れない程度に手を抜きながらしかできないけどね~口笛