認知症患者と家族の経過と行く末 | こんな娘でごめんなさい

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末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

相変わらず私に対してつっけんどんな態度の母。

 

 

でも挨拶はするし、薬もちゃんと私の手から受け取って飲んでます。

 

ご飯は食べませんけどね。

 

 

 

 

お母さん ご飯は?

 

おばあちゃん いらないっ (憎々しげな顔で)

 

 

 

 

あははw 別に構わないよ。

 

旅行中、あれだけ食いだめしたんだから2~3日食べなくてもね。

 

どこまで意地を張るのか見させていただくわ。

 

 

母にしたら、

 

「は?ストライキ?食べたくないから食べないだけ。笑いたくないから笑わないだけ」

 

ただそれだけのことなのかも。

 

 

だから私も構わずに淡々と対応します。

 

私に声をかけずらければおのずと自力で頑張るしかないだろうしね。

 

こっちは静かで助かる。

 

また前回みたいにどんどんひねくれるのかも知れないけど、

 

今回はもう「どうしてそんな態度ばっかりするの?」なんて悲しまない。

 

もう母と楽しく共存することなど諦めて、離れての共存ゾーンに気持ちは移動してるから。

 

 

母も望んでそんな態度をとってる訳ではなく、

 

どうしていいかわからないままそういう態度を選択してるんだろうし、

 

もうなにが正しいとか、どっちが悪いとかそういう問題じゃないと思う。

 

 

それが認知症という病気の患者と家族の行く経過であり行く末である。ただそれだけ。