ユマニチュード | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。


今回の長期ショートステイ。


どうしても1日取れない日があったため、苦肉の策でデイケアへ行ってもらうことに。

もちろんケアマネさんが時々様子を見に行ってはくださいますが、

一日中母を1人で過ごさせるのはさすがに心配ですもんね。

母も快諾してくれたので、早速デイケアへお願いの電話を入れました。

看護師さんが対応してくださったのですが、

この方はいつも内容を細かく聞いて解決策をアドバイスしてくださるので恐縮してしまうほど。

今回も、我が家の一悶着の内容を話すと「ユマニチュード」の話を聞かせてくださいました。

かなり有名な認知症患者へのアプローチ術らしいのですが、

恥ずかしながら私は初耳チュー


認知症患者さんとの関係に行き詰まった時は、

患者さんと同じ高さで目線を合わせ、

手を優しく包み込むように握りながら話しかけると、

今まで頑なだった患者さんが嘘のように心を開いてくれるということらしい。



確かにこういう動作、介護職の方達がよくなさってますよね。



ただ、いざ家族がやるとなると・・・なかなか難しいものがあります。



だって頑なな状態なんでしょ?

すでにこっちはイライラモードなんだから、目を合わせようとなんてしたもんなら・・・ねぇ。


それに、認知症の人の表情って本当に独特。

もちろん喜んで笑っている時は可愛いけど、

ゴネてる時の表情なんて見れたもんじゃない。


そもそも向こうがそっぽを向いて話しますからね。

なんでこっちがわざわざ視界に入ってやらにゃいかんのよムカムカって思っちゃう。



ふっ。鬼娘ニヤリ



ただ、やっぱりそうやってあげれば違うんだろうな~とは思う。

だって、先日の大げんかした日、

母とあんなことがあったけど、血圧だけは計ってあげなくてはと手に触れたら、

まんざらでもない顔してたもんねw




せめて心に余裕がある時だけでも実践する努力は必要かも。

でも実践して、ますます調子に乗られたあかつきには・・・

間違いなく怒りが込み上げることでしょうチュー