お薬カレンダーにまつわる大失敗 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

くすり 母のお薬事情 くすり

 

母は、お薬カレンダーから毎食自分で取って飲んでいます。

 

もちろん取り忘れることも多いですが、そこは私がフォローすればいいだけのこと。

 

私から 「はい、どーぞキュン」 と渡すようになってしまったら、それこそなにもできなくなってしまうので、

 

時々でもいいから「自分の薬は自分で飲む」を思い出してもらうために頑張ってもらっています。

 

 

飲み忘れても仕方がないという前提なので、

 

飲み忘れを見つけた時は私が取って「はい。これ飲んでね」と手渡すかたち。

 

 

ただ私も人間なので、何度も飲み忘れが続くと手渡しするのがシャクにさわってきます。

 

そして、そんな時に限って場所の見間違いをしてしまい、

 

母がきちんと飲んでいるのに指摘してしまうことがあるのです↓↓

 

それも、「あれ?薬飲んでないんじゃない?」くらいの言い方なら可愛いのですが、

 

何度も飲み忘れが続くと心に余裕がなくなって「また薬忘れてるよっイライラ」と言ってしまう時が・・・

 

 

そこで母が「はぁ?飲んだけどっ?ムキー」と言ってくれればいいのですが、

 

自分でも飲んだか飲まないかわかっていないので反論しないんですよね。

 

なので、お薬カレンダーのところへ行ってオロオロするか、

 

頭がしっかりしている時は空になったポケットを指さして「ここでいいのよね?」と聞いてきます。

 

 

まぁ~その時の私の情けなさと言ったら・・・

 

自分で自分にビンタを張ってやりたくなりますよ怒

 

 

でも、そこはごまかしたりしません。

 

「ごめんね。私が見間違ってた」と、ひたすら平謝りです。

 

何度も何度も謝ります。

 

私が心から謝っているので母も怒りません。

 

むしろ、半べそをかきながら「私、ちゃんと飲んでたのね。よかったほろり」なんて言われると、

 

 

 

 

もぉ~悪いの私っ。

お母さん、泣かないで~sao☆sao☆sao☆

 

 

 

 

と、胸がギュンギュンと絞めつけられます。

 

 

 

介護者のおごりですよね。

 

自分が間違っていて認知症の人が正しいことだってたくさんあるのに。

 

日々反省sao☆