うちの母は娘時代に洋裁学校に行っていたので洋裁に長けています。
ゆえに、普通の人なら「あ、破れた」で捨てる物も、
「補修すればまた使える」という考えで躊躇することなく針を持ってしまう人。
物を大切にするのはとてもいい事だけど、
今日母が縫っていたものはなんと紙パンツ
汚れた部分だけ切り取って縫い合わせているのでしょうか?
さすがに恐ろしくて見ませんでしたけど。。。
以前から何度も、
そこまで手間をかけて再利用するほど高価ではないこと
なにより衛生的によろしくないこと
は伝えているのですが「だってもったいないじゃない」と言われて終わり。
そこはまぁ、昔の人だし仕方ないかなって思ってたんです。
問題はむしろ「針」ですよ。
最近はどんどん物をなくす頻度が増している母。
あれ?メガネどこやったっけ?
あれ?ヘアブラシどこやったっけ?
とは危険レベルが違います
なぜ私がそんなにナーバスに「針」にこだわるかと言うと、
我が家には実際に、針を踏んで体内に入ってしまい大変なことになった人がいるんですよ。
まぁ、ゾンちゃんなんですけどね
あれはゾンちゃんが小学3~4年生の頃、ゾンちゃん自身がお裁縫をしていた時でした。
いざしまおうとしたら針はなし。
家族みんなで必死に探すもなし。
まさかと思って両親が病院に連れて行ったら、
ゾンちゃんの足のレントゲンにまんまと針が映っていたそうです
でも針はどんどん心臓に向かって動くので、レントゲンに映った箇所を切ってもすでに針はなく、
進行を予測しながら数か所切ってやっと取り出せたそうです。
当時、母から聞いた話なのでどこまでホントかはわかませんが、
あの頃からゾンちゃんは人騒がせだったのがよくわかるエピソードですw
あ、話を母の紙パンツ洋裁に戻しますね。
母の様子をさりげな~く監視していたら、やっぱり針を所定の位置に戻さず、
一時的に適当な布に刺してる訳です。
「その都度ちゃんとした場所に戻さないと危ないよ」と声をかけたのですが「まだ途中だから
」と。
その数時間後、洋裁は終わってるのに針はなし。
もぉ~言わんこっちゃない
必死に探してとんでもないところから出て来ましたよ。
さきほどの適当な布に刺したまんまの状態で。
見つかったからいいものの・・・ものが「針」だけにシャレにならない。
さすがに本人も反省してたので「解決したから大丈夫」とは言っておきましたが。
やっぱり裁縫箱は私が預かる時期が来たのかしら。
でも母にしたら大切な七つ道具を取り上げられるのは辛いだろうし
まずは様子見ですかね~。