今の日本の法律では、
どんな理不尽な内容であれ、提訴された訴訟のほとんどが受理されてしまいます。
なぜなら、当事者ではない裁判所は真実がわからないから。
ようは、真実を知るために裁判を重ね、それを裁くために裁判所はあるのです。
そこまでは私もわかります。
ただ、不当訴訟もしくはそれに類する訴訟だった場合、
不当に訴えられた被告になんの損害補償もないのはおかしいと思うんです。
勝訴したんだからいいでしょ?で片付く話じゃないですよ。
弁護士費用に関してだって、
「あなたが自分で勝手に依頼した弁護士費用でしょ?
お金をかけたくないなら本人訴訟で闘えばよかったじゃない」
なーんて正論っぽく言ってくれちゃうけど、
(あ、実際に言われた訳ではないですけど)
どんなに正義であったとしても、素人がどれだけ闘えるかなんてたかが知れてるでしょ?
これは、私が実際に遺産分割の時に途中まで自力で頑張ってみて痛感したこと。
相手に弁護士がついてたら、こっちはもう赤子同然よ。
さりとて両方が本人訴訟ってのも多分最悪。
感情論ばかり持ち出した上にどんどん脱線するから一生終わらないし、裁判官も嫌がる。
ということで、
弁護士費用をケチってズルズルと長引いたり、ましてや敗訴するなんて本末転倒。
そもそも、法的権力で強引に引きずり出されてるだけでも理不尽なのに、
散々無駄な時間を費やしながら精神的苦痛を味わうなんて有り得ない。
裁判自体は月に一回程度だけど、裁判が終わるまでの日常生活は間違いなく不穏を伴う。
向こうはね、むしろそれが狙い。
「困らせたい」 「苦しめたい」 「構ってほしい」
長引けば長引くほど嬉しいの。
きっとそういう原告って、早期解決の意思がないし、むしろ明白に引き伸ばそうとするはず。
どうでもいいことに反論して回数稼ぎをしてくる姑息な奴ら。
(あんまりひどいと「ちゃんとした証拠ありきの反論ですか?」とか裁判官から指摘されるけどw)
こんな我儘人間のやりたい放題があってはならない
私が裁判所に切実に願う事は、
訴訟の申立内容が一切認められないような場合は、
原告が被告に対して損害賠償金を支払うこと(弁護士費用の補填含)
だって、例えて言うなら交通事故の100:0みたいなもんでしょ?
ペナルティが一切ないなんておかしい。
なんなら前科一犯くらいつけてほしいくらいだわ。
被告にも多少の落ち度が認められた場合は、従来通りでいいと思うけど、
100:0に関しては次元の違う話だと思う。
刑事事件でいうなら冤罪でしょ?
まぁ、冤罪の人も相当人生を狂わされてる訳で、
「無罪が証明されてよかったね」じゃすまされないけどね。
こういうのって、どうやったら改正されるんだろう?
弁護士の先生達は、なんだかんだ言って収入になるわけだから躍起になるはずもない。
やっぱり、裁判所全体が立ち上がるべきじゃない?
だって、裁判所だって、ゴミのような訴訟に付き合わされて迷惑でしょ?
弁護士と違って、不当訴訟に付き合ったからってお給料が上がる訳じゃないし。
あだったら、
不当訴訟を起こした原告は、被告に損害賠償金を払うと共に、
裁判所にも罰金を支払うシステムにすればいいんじゃない?
そしたら、おいそれとは訴訟を起こせないし、
それでも自分が正しいと思う人はやるだろうから、弁護士さんの収入も激減しないと。
うん。それがいい、それがいい
ま、夢物語だけどね。はははっw